計略
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計略/Schemeはカード・タイプの1つ。定形外のマジックのカードである計略カード/Scheme Card用のカード・タイプとして総合ルールで規定されている。
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解説
計略カード
Your Puny Minds Cannot Fathom / そのつまらぬ頭では計り知れまい計略
あなたがこの計略を実行中にしたとき、カードを4枚引く。あなたの次のターンまで、あなたの手札の上限は無くなる。
「我はこの不完全な世界の遥か彼方まで見てきた。貴様のおらぬ明日もな。」
アーティスト:Martina Pilcerova
計略カード
Nothing Can Stop Me Now / 誰も我を止められぬ。持続計略
(持続計略は破棄されるまで表向きのまま残る。)
いずれかの対戦相手がコントロールするいずれかの発生源があなたにダメージを与える場合、そのダメージを1点軽減する。
各終了ステップの開始時に、このターン、あなたに5点以上のダメージが与えられていた場合、この計略を破棄する。
アーティスト:Jesper Ejsing
このカードは魔王戦カジュアル変種ルールでのみ用いる。持続という特殊タイプを持ちうるが、サブタイプは存在しない。アーチエネミーおよびArchenemy: Nicol Bolasに収録されているほか、いくつかはプロモーション・カードとして配布された。
無慈悲な力の模範である魔王の力を現したカードであり、魔王の宣告のようなカード名と、一対多の状況を覆す圧倒的なカードパワーが特徴。
- いずれの製品においても日本語版のカードは存在しないが、アーチエネミー収録のもの(および同時期に配布されたプロモーション・カード)のみ、各カードの公式訳が存在する。詳細はアーチエネミーの項を参照。
ルール
- 計略カードは、ゲームの開始時に計略デッキの一部として統率領域に置かれる。それはパーマネントではない。
- 計略カードは常在型能力、誘発型能力、起動型能力を持つ(すべて持つとは限らない)。それらの常在型能力がゲームに影響を及ぼしたり、誘発型能力が誘発したり、起動型能力を起動したりできるのは、その計略カードが表向きで統率領域にある場合に限る。
- 持続でない計略カードが統率領域で表向きになり、それが誘発してからスタックに残っている誘発型能力の発生源でない場合、次に優先権が発生した際にその計略カードは裏向きになり、オーナーの計略デッキの一番下に置かれる。これは状況起因処理である。
計略カード一覧
カード個別評価:計略カードを参照。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 312 現象
- 312.1 現象は、定形外のマジックのカードにのみ存在するカード・タイプである。プレインチェイス戦カジュアル変種ルールは次元・カードを用いる。rule 901〔プレインチェイス戦〕参照。
- 312.2 現象・カードは、次元デッキの中にある間も、またオモテ向き になっている間も、ゲームの間統率領域にあり続ける。唱えられることはない。現象・カードはパーマネントではない。現象・カードが統率領域を離れる場合、それは統率領域に残り続ける。
- 312.3 現象・カードにはサブタイプは存在しない。
- 312.4 オモテ向きの現象・カードのコントローラーは、次元 コントローラーとして指定されたプレイヤーである。通常、次元 コントローラーはアクティブ・プレイヤーである。しかし、現在の次元 コントローラーがゲームから離れる場合、ターン順で次になる、ゲームから離れないプレイヤーが次元 コントローラーとなり、その後で元の次元 コントローラーはゲームから離れる。新しい次元 コントローラーは、そのプレイヤーがゲームから離れるか、あるいは他のプレイヤーがアクティブ・プレイヤー になるまでの間、指定されたままとなる。
- 312.5 次元・カードはそれに遭遇したときに誘発する誘発型能力を持つ。「あなたが[このカード]に遭遇したとき、」とは、あなたがこのカードを次元デッキから取ってオモテ向きにしたとき、という意味である。
- 312.6 裏向き になったオモテ向きの現象・カードは、新しいオブジェクト になる。
- 312.7 現象・カードが統率領域でオモテ向きであり、かつ、誘発してスタックから離れていない誘発型能力の発生源でない場合、次にプレイヤーが優先権を得る時点で次元 コントローラーはプレインズウォークする。(これは状況起因処理である。rule 704、rule 701.24〔プレインズウォークする〕参照。)
- 312 現象