スレイベンの勇者/Thraben Valiant
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警戒持ちのシンプルなウィニークリーチャー。シングルシンボルになってタフネスが1減った歴戦の騎兵/Veteran Cavalier、あるいは警戒の分タフネスが減った栄光の探求者/Glory Seekerといった格好。
そもそも「攻撃後もブロックに参加できる」という警戒の趣旨と、攻撃がそのまま墓地への片道切符になりかねない低タフネスとはあまり噛み合っておらず、旨みが少ない組み合わせ。タフネス1となれば尚更で、ほぼバニラと割り切って使う事も多いだろう。構築では明確に力不足。
スタンダード環境においても、ダブルシンボルになれば忠実な聖戦士/Loyal Catharや精鋭の審問官/Elite Inquisitorといった飛躍的にコスト・パフォーマンスが上昇する同系カードがあったため、出番はなかった。
リミテッドであれば最低限コスト相応の打点を持つが、そのままでは数合わせの部類。採用するのであれば結魂や装備品やオーラでタフネスを補強する、飛行や先制攻撃などの補助能力を与える、人間シナジーを活かすなどして補ってやりたい。
- これまでに登場したタフネス1の警戒クリーチャーは概ね何らかの補助能力を持っていたが(スカイシュラウドの隼/Skyshroud Falcon、秘教の改悛者/Mystic Penitentなど)、それに当て嵌まらない珍しい部類のクリーチャーでもある。
- タフネス1では警戒の魅力をアピールできないことが問題視されたのか、これ以降はタフネス2以上になった上位互換が多数登場している。(→ファートリの短角獣/Huatli's Snubhornを参照)
- 1マナ重くなると先制攻撃がついた夜番の巡回兵/Nightguard Patrolになる。クリーチャー・タイプも全く同じ。
- 緑になるとパワーが1高い刷毛履き/Brushstriderに。