機械医学的召喚/Metallurgic Summonings
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エンチャント
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、無色のX/Xの構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。Xは、その呪文のマナ総量に等しい。
(3)(青)(青),機械医学的召喚を追放する:あなたの墓地からすべてのインスタント・カードとソーサリー・カードをあなたの手札に戻す。あなたがアーティファクトを6つ以上コントロールしているときにのみ起動できる。
インスタント・ソーサリー呪文を唱えるとおまけにトークンが生成されるエンチャント。手札が減った際のアフターケア能力も備えている。
カウンターやドローなど、青の一挙手一投足に戦力が補充されるのはありがたい。点数で見たマナ・コストを参照する性質上、怒濤などの代替コスト・コスト軽減とは相性が良いと言える。奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkなど、コストの踏み倒しができるカードならさらに良好。
自身を追放することで墓地から一気に呪文を回収することもできる。起動には多くのアーティファクトをコントロールしている必要があるが、1つ目の能力で生成されるトークンもアーティファクトのため能力が自己完結している。ただしあまりにも手札が増えすぎるとその使い道に困るので、火力などなるべくタイミングを選ばないカードもいくらか採用したい。宿命の決着/Fateful Showdownのような手札の枚数を見る呪文との併用も考えられる。実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcherの紋章があればやりたい放題だが、流石にオーバーキルだろう。
欠点はやはり5マナという重さ。張っただけでは何も起こらず、大きな隙を晒すのも悩み所である。呪文を連発するスタイルに合う電招の塔/Dynavolt Towerなど、エネルギーを使うカードで中盤を凌ぎ切りたい。
- トークンを出す能力は、誘発させた呪文より先に解決される。
- 誘発させた呪文が打ち消されても、トークンは生成される。
- 腹黒い意志/Insidious Willなどによるスタック上の呪文をコピーすることは呪文を唱えるわけではないので、能力は誘発しない。
- 2つ目の能力は起動時にアーティファクトを6つ以上コントロールしてればよく、解決までにアーティファクトの数が変動しても問題ない。
- 「機械医学的」と訳されているMetallurgicはMetallurgyの形容詞形で、通常「冶金学的」のこと。「冶金」とは金属を精製、加工する技術のことである。