すき込み/Plow Under
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2倍休耕地/Fallow Earth。 相手のマナ基盤を拘束しつつドロー事故を引き起こした上、ライブラリー送りは手札やパーマネント数で破壊同様でありカード・アドバンテージまで得られる。
「戻ってきたら意味ない」「5マナは重すぎ」と思うかも知れないが、2ターンもドローを遅らせる効果は大きい。 土地破壊に耐性のあるランドブースト系の緑デッキなどからすれば、ドローが腐ることの方が遥かに深刻。 特にマナ加速を活かし早い段階から撃たれると、大抵のデッキは大きな足止めを受けることになる。 というわけで、一風変わった土地破壊カードといった見た目であるが、その実、非常に強力なタイム・デストラクションカードなのである。
一望の鏡/Panoptic Mirrorに刻印されたりするとかなりキツイ。 またエターナルスライドでは、霊体の地滑り/Astral Slideと永遠の証人/Eternal Witnessでこれを使い回すのがフィニッシュ手段の一つである。 第8版が使えた頃のスタンダードでは創造の標など、緑を含む中速のデッキに必ずと言っていいほど採用されており、コントロールデッキへの耐性を飛躍的に高めた実績がある。
- 2つの土地のオーナーが同じ場合、それをどのようにライブラリーに置くのか決めるのかはそれらの土地のオーナーであり、すき込みのコントローラーではない。
- この時すき込みのコントローラーは、どのような順番でカードが置かれたのかを知ることはできない。
もちろん、自分自身の土地を対象にしたのであればその限りではない。
- 同じウルザズ・デスティニーの他のカードが強すぎた事もあって、登場当時はカスレア扱いだった。
その頃は高速デッキが幅を利かせていた事も有り、このカードが真価を発揮する土壌ではなかったと言える。 後にパララクス補充をメタる過程で「土地を戻す強さ」が見直され一気に花開く事となった。→トリニティ 使われて初めて強さがわかるカードだと言える。
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該当ルール
引用:総合ルール 20231117.0