焼却/Combust
提供:MTG Wiki
赤の対抗色である青と白のクリーチャーを狙い撃つ色対策カード。
打ち消されず、軽減も許さない上に5点ものダメージは大きく、大抵のクリーチャー、特に赤にとっては鬼門である悪斬の天使/Baneslayer Angelをほぼ確実に撃墜できるためそれを使用するデッキ相手には有力なサイドボード要員になりえるだろう。
これまでの白か青のクリーチャーに対する火力としては複数のクリーチャーを焼ける無秩序の点火/Ignite Disorderや、プレイヤーも対象にできるので無駄にはならない稲妻の矢/Lightning Dartなどがあったがそれらのアドバンテージが無い分、嵌った時は確実性が増しているといえる。
最近はクリーチャーの質が良くなり白や青でもタフネスが6を超えるフィニッシャーが多数登場してきている。そのため、クリーチャー対策として死の印/Deathmark感覚で投入すると不十分になることもある。
環境によっては相殺/Counterbalance対策として投入も考えられる。
- 呪文や能力では打ち消されないだけなので、対応して対象となったクリーチャーにプロテクションや被覆を付け、ルールによって打ち消す(立ち消え)ことはできる。また、移し変え/Redirectのような対象の変更、輝く群れ/Shining Shoalのような(軽減を伴わない)ダメージの移し変えでも対応可能。その他、青・白が得意とする明滅やバウンスでも対処されてしまうので、意外と対抗手段は多い。
- カウンターでも呪文滑り/Spellskiteでも対処できないインスタントという特性から欠片の双子に滅法強いほか、単純に除去として有用なのでスタンダードやモダンではよくサイドボードに潜んでいる。
- 欠片の双子側がこれを乗り越えるために変異原性の成長/Mutagenic Growthなどを対策の対策として用いることもある。
- タルキール龍紀伝では下位種の引き裂く流弾/Rending Volleyが登場した。
関連カード
サイクル
基本セット2011のアンコモンの2色同時対策カードのサイクル。基本セット2012でも同じ内容で再録される。