彩色の宝球/Chromatic Sphere
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逆刺の六分儀/Barbed Sextantの修正版であるキャントリップ付きマナフィルターアーティファクト。 インベイジョンで多色支援として登場、ミラディンで再録された。
デッキタイプを問わず広く使われる優秀なカードである。 序盤の安定化には非常に便利であり、デッキの穴埋めにはこれ以上ない性能といって良い。 電結親和系列デッキやデザイアなどコンボデッキの潤滑剤として活躍している。
後にはオデッセイの卵やテラリオン/Terrarionといった後輩が登場している。 時のらせんではルール事情に合わせた最新版・彩色の星/Chromatic Starが登場した。
この「マナ能力でカードを引く」という特性は、ルール的にややこしい事態を幾つも引き起こしている。
- 2005年2月のルール変更により、呪文や能力のプレイ中にカードを引く場合、プレイの完了まで引いたカードは裏向きである。→CR217.2f(CR Viewer)
- これの後継であるテラリオン/Terrarionや彩色の星/Chromatic Starではドロー能力は分離されている。
- これを生け贄に捧げつつ親和呪文をプレイする場合、コストの変化でもめることがある。
たとえば彩色の宝球を含めてアーティファクトが4つ場にあるとき、物読み/Thoughtcastをプレイするコストは4減る。 物読みのプレイ前に彩色の宝球の能力を起動すると、この時点で場にアーティファクトは3つになっているため、親和のコスト軽減は「4」ではなく「3」になる。 物読みのプレイ中、マナを支払う時に彩色の宝球の能力を起動すると、この時点ではコストは固定されていてもう変化しないので、親和のコスト軽減は「4」のままになる。 使用するタイミングで結果が違うので、はっきりと宣言しておく必要がある。