ウィップ・バイパー
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ウィップ・バイパー(Whip Viper)は、マーシュ・バイパー/Marsh Viperと炎の鞭/Fire Whipのコンボで毒カウンターによる相手の敗北を狙うデッキ。未来予知までの長い間、毒カウンターを有効利用する数少ないデッキであった。ウェザーライト発売直後に構築された。
概要
デッキの動作としては毒カウンターを一度に2つ与えるマーシュ・バイパー/Marsh Viperに炎の鞭/Fire Whipをつけ5回ティム能力を起動し、相手の敗北条件を満たし勝利する。フィニッシュを炎の鞭生け贄でやってしまうと毒カウンターが乗らない(発生源が鞭自身)ので注意。
クリーチャー — 蛇(Snake)
マーシュ・バイパーがプレイヤー1人にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを2個得る。(10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。)
1/2エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
炎の鞭を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎の鞭はそれに1点のダメージを与える。
通常のアンタップを待つのは時間がかかるのでクウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerやエメラルドの魔除け/Emerald Charm・青を混ぜて無気力/Apathy等でアンタップさせて速く勝負を決めに行く。これらのカードで構築するとコモンデッキにすることも可能。
しかし必ずマーシュ・バイパーがくるとは限らないので、剣歯コブラ/Sabertooth Cobraや破滅的に使いものにならない地獄の蠍/Pit Scorpionを投入し、炎の鞭がこなかったときのためにスークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassinも投入されている場合がある。
毒カウンターで勝利を収めることを目的としているので、無限ライフデッキや崇拝/Worshipなどを使用しているデッキにも有利にゲームを進めることができる。だが、毒カウンターを持つクリーチャーのほとんどがコスト・パフォーマンスが悪かったため活躍の場が少なかった。
- デュエルファイター刃で、古門守がこれのフルコモンデッキで主人公と戦い勝利まであと一歩のところまで追いつめたため、有名である。
- それより前に掲載された「マジカル・トラベラー美由紀」でも、このデッキで戦い勝利まであと一歩のところまで追いつめた描写があった。
- デュエル・マスターズでも、主人公がこれと思われるデッキと戦う場面がある。しかし、主人公に1コマでボッコボコにされた。
- あまりにあっさりやられてしまったため、実際にはこのデッキ内容は1枚も(色さえも)分からない。しかし「ポイズンデッキ」と名乗っていて(しかもプレイヤーの名前が毒蛇王蛇美羅)毒を使わないのも変なのでおそらくウィップ・バイパーであろう。
- しかし当時のスタンダードではミラージュ・ブロックは落ちていたので、炎の鞭の入っていない単なる毒クリーチャーデッキであったかもしれない。一応錬金術の研究/Hermetic Studyが使えるので青緑だったのかも。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (23) | |
4 | 極楽鳥/Birds of Paradise |
4 | クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger |
4 | 根の壁/Wall of Roots |
4 | マーシュ・バイパー/Marsh Viper |
3 | 天光を求める者/Seeker of Skybreak |
2 | 剣歯コブラ/Sabertooth Cobra |
2 | 花の壁/Wall of Blossoms |
インスタント・ソーサリー (10) | |
4 | エメラルドの魔除け/Emerald Charm |
4 | 火葬/Incinerate |
2 | 地震/Earthquake |
エンチャント・アーティファクト (7) | |
4 | 炎の鞭/Fire Whip |
3 | 錬金術の研究/Hermetic Study |
土地 (20) | |
8 | 森/Forest |
2 | 山/Mountain |
4 | Taiga |
3 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise |
3 | 宝石鉱山/Gemstone Mine |
サイドボード | |
不明 |