カブトガニ/Horseshoe Crab
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単体ではルーメングリッドの管理人/Lumengrid Wardenに疑似警戒が付いた様なクリーチャー。たいしたこと無いように見えるが、この起動型能力が幾つかのコンボに使われた。
シンプルな所では、同じくウルザズ・サーガに登場した錬金術の研究/Hermetic Studyとのダメージコンボ。青マナの続く限りダメージを与えられる、青らしからぬコンボであった。しかもどちらもコモンであるため、リミテッドでも意外と揃ってしまうという地味に厄介な存在である。「カニマシンガン」「カニティム」などの愛称がある。
似たコンボとして水銀の短剣/Quicksilver Daggerとの組み合わせが挙げられる。こちらは大量ダメージに加えて大量ドローによるアドバンテージ得ることができた。
また、大地の知識/Earthcraftとの無限マナコンボは凶悪な威力を発揮した。→カニクラフト
- 第10版に再録された際も秘儀の教示/Arcane Teachingsが、さらにシャドウムーアでは火の力/Power of Fireという相方がいるため、かつてと同じ動きが可能。ただしどちらも赤で秘儀の教示はアンコモンなので、前ほど気軽には出来なくなっている。
- 初心者にありがちな勘違いだが、攻撃後アンタップしてもまた攻撃できるわけではない。戦闘フェイズは1ターンに1回だけで、この能力で戦闘フェイズが増えることは無い。そんな事ができるなら警戒持ちは無限に攻撃できてしまう。
- クリーチャー・タイプはカニだが、本来カブトガニは決してカニではない。カブトガニはカブトガニなのである。厳密に言えば網目科属全て「カブトガニ」という生物なのだが、これは種族が増えてしまうことを考慮してカニというタイプにしたものだろう。
- さりげなさと写実性を備えた、味のあるイラストである。