国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger
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Borderland Ranger / 国境地帯のレインジャー (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout) レインジャー(Ranger)
クリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout) レインジャー(Ranger)
国境地帯のレインジャーが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
2/2地勢/Lay of the LandのETB能力を持つクリーチャー。護民官の道探し/Civic Wayfinderの同型再版。
緑の主要部族のエルフでなくなってしまったので、部族シナジーを得にくいぶんだけ相対的に劣った印象。エルフデッキにとっては、入れ替わりにこれが入ってしまったことは多少の痛手となるだろう。
リミテッドではカード・アドバンテージを取りながらマナ基盤を整えられることで重宝される。クリーチャーとしても3マナ2/2とそれなりに戦力になり、緑の主力の一角となる。
アヴァシンの帰還での再録時には人間であることに意味が出てきたこと、明滅がサブ・テーマであること、またライブラリーの一番下送りにするカードの対抗策としてライブラリーを切り直す手段がこのカードのみなため、存在価値が上がっている。
構築では、サイズが中途半端であり、マナ・クリーチャーのように展開速度を直接上げられるわけでもないため、アグロ系のデッキでは採用を見送られがち。その一方で、多色ミッドレンジ系のデッキでは、安定して4マナ域に伸ばせることの価値が高いため、採用されることは多い。また、出産の殻/Birthing Podやケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run、装備品などクリーチャーであることが意味を持つ場合やそれをサポートする手段が充実している場合も採用されることがある。
- 基本セット2010版のイラストは棍棒のトロール/Cudgel Trollのイラストとつながっている[1]。
- 基本セット2011では1マナ軽い森のレインジャー/Sylvan Rangerと入れ替わる形で基本セット落ち。クリーチャー・タイプはエルフ・スカウトとなり、これと護民官の道探しとの合いの子となっている。
- 2021年7月のオラクル変更でレインジャーのクリーチャー・タイプが追加された。
脚注
- ↑ Borderland Cudgel (Daily MTG Magic Arcana 2009年7月20日 Wizards of the Coast著)