西の樹の木霊/Kodama of the West Tree
提供:MTG Wiki
神河/Kamigawaの伝説のスピリットである木霊サイクル、最後のピースである「西」がついに登場。到達を持ち、改善されたクリーチャーにトランプルと不屈の自然/Rampant Growth相当のサボタージュ能力を与える。
神河:輝ける世界現在では不屈の自然系カードの相場が3マナであることを考えると、3マナのクリーチャーが持つ能力でそれを複数回使用可能なのはコスト・パフォーマンスが高いといえる。他のクリーチャーが与えたダメージでも誘発するので、事前に改善されたクリーチャーを用意しておけば出たターンから機能するのも評価点。トランプル付与も序盤はサボタージュ能力を誘発させやすくし、終盤はライフを詰めるのに貢献してくれる。
土地を増やすカードだが、ランプデッキのマナ加速手段として見ると改善されたクリーチャーの用意が手間になりやすい。どちらかといえばビートダウンにアドバンテージ源とともに投入し、伸びたマナを使って大量展開を行うような使い方が向いているといえる。
登場時のスタンダードで同居するカードではフェリダーの撤退/Felidar Retreatと相性が良く、上陸でトークンの生成やカウンターの設置を行ってくれるので雪だるま式に戦力が増えていく。このカードと同セット出身の換装と組み合わせても扱いやすい。
関連カード
サイクル
木霊のメガ・サイクル。いずれも緑単色の伝説のスピリットで、能力に特に共通点はない。
- 南の樹の木霊/Kodama of the South Tree(神河物語)
- 北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(神河物語)
- 中の樹の木霊/Kodama of the Center Tree(神河謀叛)
- 東の樹の木霊/Kodama of the East Tree(統率者レジェンズ)
- 西の樹の木霊/Kodama of the West Tree(神河:輝ける世界)
神河物語で「南」と「北」が、続く神河謀叛では「中」が登場。設定上は東・西・南・北・中の五本の樹が存在して季節になぞらえた性格付けもされていた(詳細は公式記事Land of Ten-Thousand Legends/一万の伝説の地 (Internet Archive)を参照)が、神河ブロックでは東と西は結局登場しなかった。その後、時を経た統率者レジェンズで「東」が、神河:輝ける世界では「西」が追加され、17年以上の歳月を経てメガ・サイクルは完成した。