催眠魔/Hypnox
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Hypnox / 催眠魔 (8)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) ホラー(Horror)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) ホラー(Horror)
飛行
催眠魔が戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えた場合、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの手札をすべて追放する。
催眠魔が戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーの手札に戻す。
「超巨大な催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend」のようなナイトメア。
普通に唱えようとすると、11マナもかかり重い。かといって、手札から唱える以外の方法で戦場に出した場合はCIP能力は誘発してくれない。黒い8/8飛行は、CIP能力を考慮せず戦闘のみと割り切っても十分強いとはいえ、リアニメイトなどで釣るならばもっと他の選択肢があるので、構築で使うならばマナ加速を使って手札から唱えるのが大前提と言える。
この手の超重量級カードのお約束だが、能力自体は弱くはないが重すぎて使い物にならない、という印象が強い。ビートダウンデッキが相手の場合、使えるようになる前にゲームが終わっている可能性が高いし、仮に使えても既に対戦相手の手札はほとんど無いだろう。またコントロール相手の場合は、通れば勝ちな威力はあるが、こんな大振りなカードはまず通らない。
リミテッドならば、ゾンビ化/Zombifyで釣る専用、あるいは陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersで大量の黒マナを出せるとき専用と割り切って使うことになるだろう。戦場に出せるか少々難しいが、出せさえすれば勝利は目前のフィニッシャーとなる。
- ヴォルラスの多相の戦士/Volrath's Shapeshifterや影武者/Body Doubleなどを使ってもCIP能力を使える。そのためFull English Breakfastによく採用されている。
- ナイトメアは全般に、CIP能力が解決されてから除去することで簡単に対処される、という欠点があるが、これは能力の派手さでその欠点を解消できている。何しろ、いくら対戦相手が手札に除去呪文を握っていてもすべて追放できてしまうのだ。
- 対戦相手としてはCIP能力の解決前にインスタント・タイミングで除去呪文を使わざるを得ないが、そうすると今度はナイトメア特有の「CIP能力がスタックに乗っている間に戦場を離れた場合の挙動(ナイトメアのページ参照)」が発生してしまい、結果として対戦相手の現在の手札をすべて永久に道連れにできるわけである。
- ただし、オデッセイ・ブロックにはフラッシュバックがあるため、手札を縛っただけでは完全とは言いがたい点に注意。