悪魔の布告/Diabolic Edict
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黒の優秀クリーチャー除去呪文。プレイヤー1人にクリーチャー1体の生け贄を強要する。
クリーチャーを対象に取らないため、被覆やプロテクション持ちクリーチャーを除去することができる。効果が「生け贄に捧げる」なので、再生や破壊不能によって無効化されることもない。また、インスタントなので、対戦相手のターン中にのみクリーチャー化するミシュラランドやキマイラ像/Chimeric Idolなども墓地送りにできる。
弱点は生け贄に捧げるクリーチャーを対象となったプレイヤーが選ぶこと。そのプレイヤーが複数体のクリーチャーをコントロールしていると、重要性の低いクリーチャーが選ばれ、除去したいクリーチャーが残ってしまう。
- これが出た当時は「このカードは何をするためのカードなのか」と疑問を持った人が結構いた。当初は生け贄はコストの一部として扱われることがほとんどだったため、「生け贄に捧げた後、何が起こるのか」の文章が抜け落ちていると思われたのだ。
- このカードやその亜種の残酷な布告/Cruel Edictなどにちなんで、生け贄を強要する効果は「布告効果」と呼ばれている。布告効果を持つカードについては布告を参照。
- テンペスト版のイラストは、 グレヴェン・イル=ヴェク/Greven il-Vecがヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dalをプレデター/Predatorから突き落としたところ(悔恨/Repentanceの続き)。
グレヴェン・イル=ヴェクは、ヴァティの体を持ち上げた。「さあ、落ちる間にお前の失敗について考える時間があるだろうよ」
関連カード
主な亜種
関連性が特に高い3枚を挙げる。その他は布告を参照。
- 残酷な布告/Cruel Edict - 悪魔の布告のソーサリー版。(ポータル・セカンドエイジ)
- ゲスの評決/Geth's Verdict - ダブルシンボルでライフを1点失わせる効果つき。(新たなるファイレクシア)
- 肉貪り/Devour Flesh - 生け贄に捧げられたクリーチャーのコントローラーがそのタフネスに等しい点数のライフを得る。(ギルド門侵犯)
参考
- 布告
- カード個別評価:テンペスト - コモン
- カード個別評価:マスターズ25th - コモン
- カード個別評価:Tempest Remastered - コモン
- Amonkhet Invocations