悪鬼の狩人/Fiend Hunter
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Fiend Hunter / 悪鬼の狩人 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
悪鬼の狩人が戦場に出たとき、他のクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放してもよい。
悪鬼の狩人が戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
CIP効果でクリーチャーを1体追放できるクレリック。顔なしの解体者/Faceless Butcherの色変え下位種的存在、もしくは未達への旅/Journey to Nowhere内蔵クリーチャーといったところ。
被覆やプロテクション(白)を持たないクリーチャーは基本的に無条件で除去できる上に、1/3クリーチャーがオマケについてくるためアドバンテージ面でも優秀。局面によっては1/3を戦力としてカウントしづらいこともあるが、単体除去呪文と割り切っても3マナは重すぎない範囲。ただしこのクリーチャー自身が除去される危険があるため、除去としての信頼性・確実性は高くない。
除去が貴重な人間ウィニーではしばしば採用される。稲妻/Lightning Boltが退場したためタフネス3が以前ほどは簡単に除去されなくなったのも大きい。また、栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Riseを追放することで「生け贄に捧げる→天使が戻る→能力で狩人が戻る→天使を追放」と無限に回せるエンジンに利用できる。
- 顔なしの解体者や未達への旅などとは異なり、能力は任意である。相手のクリーチャーを対象に取れなくなって自分のクリーチャーを追放する羽目になる、という心配はない。
関連カード
戦場を離れるまでクリーチャーを追放する白のクリーチャー。特記のない限りCIP効果で対象は1体のみ。同能力を持つエンチャントは忘却の輪/Oblivion Ringの項目を参照。
- 忠告の天使/Admonition Angel - CIPでなく上陸で誘発する。(ワールドウェイク)
- 放逐する僧侶/Banisher Priest - 書式が「戦場を離れるまで追放する」に変更されたリメイク。(基本セット2014)
- 静穏の天使/Angel of Serenity - クリーチャーだけでなくいずれかの墓地のクリーチャー・カードも合計3つまで追放可。戦場を離れた時は戦場でなく手札に戻す。(ラヴニカへの回帰)
- 束縛スリヴァー/Constricting Sliver - 放逐する僧侶の能力を共有するスリヴァー。(基本セット2015)
- 牢獄の管理人、ヒクサス/Hixus, Prison Warden - これが戦場に出たターン中にあなたに戦闘ダメージを与えた全クリーチャーを追放。瞬速持ち。(マジック・オリジン)
- アヴァシン教の宣教師/Avacynian Missionaries - CIPでなく変身時に追放効果が誘発。変身条件は自分の終了ステップ開始時に装備品をつけている事。(イニストラードを覆う影)
- 宮殿の看守/Palace Jailer - CIPで統治者になるとともに、対戦相手が統治者になるまで追放する。(コンスピラシー:王位争奪)
- 博覧会場の警備員/Fairgrounds Warden - 放逐する僧侶と同じ能力を持つ。(カラデシュ)
- 賞罰の天使/Angel of Sanctions - クリーチャーだけでなく、パーマネント全般を追放対象にできる。不朽5W持ち。(アモンケット)
- 糾弾の天使/Angel of Condemnation - CIPでなくタップ能力。督励して2Wを支払う必要あり。(破滅の刻)
参考
- Fiend Hunting (Daily MTG、Building on a Budget、文:Jacob Van Lunen、英語)
- 一時的に追放するカード
- ナイトメア能力
- カード個別評価:イニストラード - アンコモン