生息条件

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生息条件/Landhomeは、かつて存在していたクリーチャー能力ミラージュで定義された一種のキーワード能力であったが、現在は廃語である。


Sea Serpent / 大海蛇 (5)(青)
クリーチャー — 海蛇(Serpent)

大海蛇は防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていないかぎり、攻撃できない。
あなたが島をコントロールしていないとき、大海蛇を生け贄に捧げる。

5/5

目次

定義

生息条件土地タイプ)/[土地タイプ]homeは、以下の2つの能力からなる。

  1. 生息条件を持つクリーチャーは、防御プレイヤーが指定されたタイプの土地コントロールしていない限り、攻撃に参加できない。(常在型能力
  2. 生息条件を持つクリーチャーのコントローラーがそのタイプの土地をコントロールしていないとき、そのプレイヤーはそのクリーチャーを生け贄に捧げる。(誘発型能力状況誘発))

解説

適した環境(土地)が無いと棲むことができないフレイバーを表したペナルティ能力である。主に大型の海蛇に与えられた。

生息条件と同様の能力はアルファ大海蛇/Sea Serpentから存在していたが、キーワード自体はミラージュクーケムッサの大海蛇/Kukemssa Serpentが初出である。同様の能力を持つクリーチャーもオラクルで生息条件を持つ形に変更された。第5版では3枚のカードが再録された。

しかし、クーケムッサの大海蛇以来、新たに登場した生息条件持ちはウェザーライトマンタ・レイ/Manta Rayの1枚しかなく、テンペスト以降はシー・モンスター/Sea Monsterのような「相手が特定の土地をコントロールしていないと攻撃できない」能力だけを持つクリーチャーに取って代わられた。

結果として、非常に少数のカードにしか採用されず、第6版ルールで廃止することが決定した。オラクルでも順次生息条件を使われない形に戻された。

生息条件の廃止以来、生息条件と同様の能力を持つカードはほとんど作られていない。その再登場も、意図的に過去の雰囲気を再現したコールドスナップ時のらせん次元の混乱に限られている。

  • 汎用性があるように定義されていたが、実際に印刷されたことがあるのは「生息条件()」だけで、それ以外の生息条件持ちはオラクル上のGorilla Pack(森)しか存在しなかった。
  • 第5版のルールブックにはこれに関する説明がほぼ無いに等しい。そのため、多くの初心者を違う意味で苦しめた凶悪な能力である。

関連カード

生息条件と同様の能力を持つクリーチャー・カード。片方の能力のみを持つもの(シー・モンスター/Sea Monsterなど)は含まない。

かつて生息条件を持っていたカード

実際に印刷されたカード

括弧内は土地タイプと「生息条件」で印刷された初出セットを表す。

オラクルでのみ生息条件を持っていたカード

括弧内は土地タイプと初出セットを表す。

生息条件廃止後に登場したカード

括弧内は土地タイプと初出セットを表す。

参考

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