アウフ
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アウフ/Oupheはクリーチャー・タイプの1つである。
クリーチャー — アウフ(Ouphe)
(1)(緑),(T):アーティファクトの起動型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)
1/1クリーチャー — アウフ(Ouphe)
台所の嫌がらせ屋が戦場に出たとき、あなたは2点のライフを得る。
頑強(このクリーチャーが死亡したとき、その上に-1/-1カウンターが置かれていなかった場合、それを-1/-1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
アウフが初めて登場したのはアイスエイジ(茶色のアウフ/Brown Ouphe)である。その後しばらく新種は登場しなかったが、ミラディンに茶色のアウフが再録され、同ブロックのフィフス・ドーンでは新種であるアウフの蛮人/Ouphe Vandalsが登場した。その後再び鳴りを潜めるが、未来予知で3体目の呪文狂いのアウフ/Spellwild Oupheがフューチャーシフトとして登場した。さらにクリーチャー・タイプ大再編によってフィンドホーンのブラウニー/Fyndhorn BrownieとPykniteが、遅れてPhyrexian Gremlins、Shelkin Brownie、Niall Silvainがそれぞれアウフに統合された(Phyrexian Gremlinsはミラディン包囲戦発売時に元々のクリーチャー・タイプであるグレムリンに戻ることになった)。シャドウムーア・ブロックでも新たに4種のアウフが登場し、中でも台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksは様々なフォーマットで活躍している。
薄暮の小僧/Dusk Urchinsを除いてすべて緑か緑を含む多色である。赤のアウフは存在しない。
現在存在するアウフはいずれも小型で、フィフス・ドーンまでに登場した2体はアーティファクトが発生源である起動型能力を打ち消す能力を持っており、これがアウフの特徴となるかと思われていたが、後に登場した新種や、アウフに統合されたクリーチャーはそういった能力を持っていない。
- "Ouphe"を辞書で引くと「フェアリー、ゴブリン、エルフ」と説明されている。マジックのイメージからするとこの3種はかなり違うようにも思えるが、文献によってはゴブリンをフェアリーの一種としていたりもするため、元をたどればどれも同じようなものなのかもしれない。要するに「ファンタジーの世界の比較的小柄な生き物」ということだろう。
- Card of the day(2003年10月15日)によれば、"Ouphe"は"oof(ウーフ)"と発音するとのこと。ただし、それが書かれた時には既に和訳は終わっていたはずなので、やむをえないと言えるだろう。さらに、資料によっては発音が"auf"となっているものもあり、間違いとは言い切れないようだ。
- 16~17世紀の英国では、妖精を表す一般的な語は"Ouph"といった。さらにこちらも"auf"とも"oof"とも発音したようだ。これらのことからすると、これが"Ouphe"の語源の可能性は高い。