虚空の杯/Chalice of the Void
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Chalice of the Void / 虚空の杯 (X)(X)
アーティファクト
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しいマナ総量を持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
主に速攻デッキ対策としてX=0、もしくは1でプレイされることが多い。それ以上の数字になるとどうしても後手に回ってしまい、効果が薄くなるのでまあ当然だろうか。
スタンダードでは、酸化/Oxidizeや頭蓋骨絞め/Skullclampなど優秀な1マナ呪文が多かったため一部のデッキで採用された。 ほぞ支援や蓄積カウンター支援カードと組み合わせても有効。
ヴィンテージ環境では0マナアーティファクト達が横行しているため、先手1ターン目に自分はそれらを並べてからこれをX=0でプレイすることで、圧倒的に優位に立つことが可能。また、レガシーでは、2マナランドから1ターン目にX=1で置くのが常套手段。
- スタックに置かれていないならば、X=0である。
- もし蓄積カウンターを乗せなければ0マナの呪文を打ち消す。
- この時変異クリーチャーを打ち消すことができる。なぜなら変異クリーチャーは点数で見たマナ・コストが0のクリーチャーだからである(蓄積カウンターが3個の場合に打ち消されるわけではないので注意)。
- ムルタニの存在/Multani's Presenceを張ってこれをX=0で出し、0マナクリーチャー呪文を連発してストームを稼ぐデッキも存在する。
- 呪文がプレイされてから蓄積カウンターの数を変更しても、その呪文が打ち消されたり、打ち消しが回避されたりすることはない。
- 舞台をエクステンデッドに移しても、マナカーブが軽マナ圏に集中したデッキに対しての拘束力は十分である。世界選手権08では、プロツアーベルリン08で猛威を振るった親和エルフへの対策としてしばしば採用された。
- 英語名からチャリスやCotVと呼ばれることもある。
- 原案はGary Wiseが2001年のインビテーショナルで提出していたカード案である。そのときの案は以下の通り。
非公式/非実在カード
Artifact of Doom (2)アーティファクト
Artifact of Doomが場に出るに際し、数を1つ選ぶ。
点数で見たマナ・コストが選ばれた数に等しい呪文はプレイできない。