Vesuvan Doppelganger
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Vesuvan Doppelganger (3)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは「Vesuvan Doppelgangerは、そのクリーチャーの色をコピーしないことと『あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたは”Vesuvan Doppelgangerは、そのクリーチャーの色をコピーしないこととそれがこの能力を持つことを除き、このクリーチャーはそのクリーチャーのコピーとなる。”ことを選んでもよい。』を持つことを除いて、それが戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして場に出る」ことを選んでもよい。
0/0コピーに関するルールが未整備だった初期の時代、非常に多くのQ&Aを生むことになったクリーチャー。アップキープごとにコピーするクリーチャーを選びなおせるクローン/Clone。
アップキープの時点で戦場の一番うれしいクリーチャーに「変身」できるため、クローンよりも汎用性は高い。
ルール
- アップキープに何かのコピーになることは、特性が変化するだけで、「戦場に出る」ことや「戦場を離れる」ことではない(→CR:706.4)。
- 例えば、レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoonsのコピーになったり、サラカスの予見者/Thalakos Seerから他のクリーチャーのコピーになっても、それらの持つ誘発型能力は誘発しない。
- 置かれているカウンターの数は変化しない。仮に置かれている意味の無いものでも、そのまま残しておく。
- 何らかのクリーチャーのコピーとして戦場に出る場合、そのクリーチャーが「~状態で戦場に出る」という能力を持つならばそれに従う。また、CIP能力を持つならば、それが誘発する。
- 何らかのクリーチャーのコピーとして戦場を離れたとき、そのクリーチャーが戦場を離れることで誘発する能力を持つならば、それが誘発する。
- アップキープの開始時に誘発する能力を得ることもコピー効果の一部であり、コピー可能な値である。
- コピー効果によってこの能力を持っているVesuvan Doppelgangerを他のVesuvan Doppelgangerがコピーしたならば、同じ能力を二重に持つことになる。
- 戦場に出るに際して、コピーするクリーチャーを選ばなかった場合、アップキープに誘発する能力は持たない。
- 反転した場合、仮に他のクリーチャーのコピーになったとしても、その位相を「覚えて」いる。
- 反転カードをコピーしているならば、反転後の特性を用いる。
- そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことはない。
その他
- ドッペルゲンガーを見た者は数日中に必ず死ぬという話があるが、伝説のクリーチャーにとってはまさに寓話上のドッペルゲンガーである。
- 過去のルールでは「最も長くレジェンドであったものを墓地に置く」のでこれだけが墓地に置かれることになっていた。
- これのイラストが、後の変異種/Morphlingのイラストのモチーフとされたのはちょっと有名な話。
- 時のらせんでヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterというリメイク版が作られた。また、謎の原形質/Cryptoplasmもリメイク版といってよいだろう。
- 当時の非公式訳はヴェサヴァン・ドッペルゲンガーだった。