猫手/Neko-Te
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Neko-Te / 猫手 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーがクリーチャーにダメージを与えるたび、そのクリーチャーをタップする。猫手が戦場に出続けているかぎり、そのクリーチャーはそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
装備しているクリーチャーがプレイヤーにダメージを与えるたび、そのプレイヤーは1点のライフを失う。
装備(2)
装備しているクリーチャーがダメージを与えたクリーチャーをタップ状態に固定する装備品。プレイヤーにダメージを与えた場合は、追加でライフを1点削る。
装備クリーチャーを倒したとしても、猫手自身が残っている限り効果が続くのが厄介。再生持ちでブロックしても、結果的に次のターンが危ない。
リミテッドだと悪くない働きをしてくれる。早急に除去したい装備品であるが、構築ではやや地味か。
- 「そのクリーチャー」となっているが、クリーチャーでないパーマネントが一時的にクリーチャー化した後に猫手の効果を受けタップした場合、その後クリーチャーでなくなったとしてもアンタップ・ステップの間にアンタップしなくなる(CR:202.2a)。
- この手の効果にありがちな「戦闘ダメージ限定」ではない。それゆえティムや墓所のネズミ/Crypt Ratsなどに装備すると強力。ただし、墓所のネズミなどの全体ダメージ系の場合、自分のクリーチャーもアンタップしなくなるという問題がある。
- 同じエキスパンション内では浪人の崖乗り/Ronin Cliffriderとの組み合わせが強力。浪人の崖乗りが攻撃に参加するだけで、対戦相手のクリーチャーのみをタップ状態に固定できる。
ストーリー
猫手/Neko-Teは、女性の暗殺者(くノ一)が好む、指先に沿うように鋭い鉄の爪がつけられた忍者の武器。主に相手に毒を与えるために使われる。
- 忍者の実存した武器に「手甲鉤(てこうかぎ)」というものがあり、それを意識したかのようなイラスト。外国のNinjaにおいて、Neko-Te(Nekode)は『マーベル・コミック』のウルヴァリンや『ストリートファイター』のバルログが持つ戦闘用鉤爪の忍者版として扱われており、手甲鉤が外国に伝播した姿と考えられる。また、Neko-Teは「Shuko」と呼ばれることもある(手甲/Shukoのイラストの道具と意味が混在しているようである)。