マイコシンスの庭/The Mycosynth Gardens
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ファイレクシア:完全なる統一で登場した球層の1つ。アーティファクトのコピーとなることができる。
ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto相当のマナ能力も備えているため、コピー能力を使うタイミング以外でも最低限、色事故を防ぐことができる。
これ自身のタップを考慮すると、コピーには元のアーティファクトのマナ総量+1マナを要することとなる。そのため重いアーティファクトよりは軽いアーティファクトをコピーした方がテンポ面への負担が小さい。
起動コストの関係上、コピー後はタップ状態になる。また、改めて戦場に出るわけではないのでコピー元のETBを再利用するようなこともできない。逆に言えば、ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian DreadnoughtのようにETBがペナルティ能力であるものをコピーする上では都合が良いということになる。
モダンではアミュレット・タイタンで採用される。キーカードである精力の護符/Amulet of Vigorを増やすことで爆発的なマナ加速をすることが主な目的である。土地のサーチ手段には事欠かない同デッキにおいて、土地のスロットでウルザの物語/Urza's Sagaよりも即効性のある護符の増加手段が出たことは大きな強化と言える。既に護符が1枚でも出ているなら原始のタイタン/Primeval Titanからサーチした直後にコピーも可能。
- ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondとの相性も良好。0マナカードのうえ、ひそかに起動コストにタップ・シンボルが含まれておらずコピー直後から起動できるためである。
ルール
ストーリー
マイコシンスの庭/The Mycosynth Gardensは新ファイレクシア/New Phyrexiaの球層/Sphereの1つ(イラスト)。9つある球層の中で第8層に当たる。
この球層がミラディン/Mirrodinの元々の内核である。ファイレクシアの非生がざわめく他の球層とは対照的に、マイコシンスの庭は不気味なほど空虚に静まりかえっている。エリシュ・ノーン/Elesh Nornの許可なしにこの球層に入ってはならないとされている。