魔法の糸のメイガー/Magar of the Magic Strings

提供:MTG Wiki

2022年10月14日 (金) 01:36時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Magar of the Magic Strings / 魔法の糸のメイガー (1)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー ― ミノタウルス(Minotaur) パフォーマー(Performer)

(1)(黒)(赤):あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカード1枚を対象とする。それの名前を記録し、それを裏向きで戦場に出す。それは「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、その記録された名前を持つカードのコピー1つを生成してもよい。そのコピーをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」と「このクリーチャーが戦場を離れるなら、これを他のいずこかに置く代わりに追放する。」を持つ3/3のクリーチャーである。

3/3


墓地インスタントソーサリーを、クリーチャーに作り替えてしまう伝説のミノタウロスパフォーマー

まず3マナ+墓地のカード1枚で3/3のクリーチャーを作り出せるという時点で悪くはない。P/T起動コスト相当であり、墓地にある=消費されたリソースの再利用ということで、この時点でカード・アドバンテージを得ている。更に作り替えられた呪文サボタージュ能力で自身の効果誘発させられるようになり、追加のカード・アドバンテージを獲得、誘発はコピー踏み倒しのため、テンポ・アドバンテージまで得られる。除去耐性回避能力は備えて折らず、戦場を離れる場合は追放されてしまうデメリットがあり、破壊はもちろんバウンス明滅すら完全除去に繋がってしまうといった弱点もあるが、どうせ元々使い終わったリソース。墓地の呪文を回収したり、使い回す手段を併用していないのであれば然程の損失という訳ではない。更に回数制限も無く、終盤のマナの注ぎ口としても強力。総じて高いコスト・パフォーマンスを備えた優秀なシステムクリーチャーといえる。

短所としては、墓地にインスタント・ソーサリーを落とす手順が必要なこと。唱えることで落としても構わないので然程の制約という訳ではないが、例によって墓地対策カードには弱い。インスタント・タイミング起動できるので、マナを浮かせておけば多少はカバーできるとはいえ、切削などで墓地を肥やしたところを狙われたりしたら実質バニラ相当にしかならない、なんてケースも。総じて押し込んでいる状況で強く、押し込まれている状況を苦手とするのが特徴となる。

参考

QR Code.gif