契約武器/Pact Weapon
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
契約武器がクリーチャーについているかぎり、あなたはライフが0点以下であることではゲームに敗北しない。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、カード1枚を引き、公開する。ターン終了時まで、そのクリーチャーは+X/+Xの修整を受ける。あなたはX点のライフを失う。Xは、そのカードのマナ総量に等しい。
装備 ― カード1枚を捨てる。
クリーチャーに装備されている限りあなたのライフによる敗北を無効化し、闇の腹心/Dark Confidant系のドローと強化能力を持つ装備品。
装備コストにマナを要求しないため、出したターンからすぐにドロー能力を誘発させられる。これにより、攻撃前に除去されなければ装備で生じたディスアドバンテージをすぐさま埋め合わせることが可能である。そのまま次のターンを迎えられればさらにカード・アドバンテージを稼いでいける。
通常、この手のカードはなるべく軽いカードが捲れた方がライフロスを抑えられるため都合が良いが、このカードでは重いカードを引いても修整値の上昇という形で活かすことができる。言い換えればライフか修整値、どちらかは諦めなければならないということでもある。この欠点は絆魂持ちのクリーチャーに装備することで引いた分のライフを取り返すことができるため補え、ある程度重いカードを搭載しても扱いやすくなる。また、初期ライフが多い統率者戦で使えばライフロスも気になりにくい。
敗北を回避する能力は装備中かつライフ0以下による敗北しか防がないため、統率者戦でよく使用される勝利条件カードは素通しする上、無限ダメージコンボに対しても歩行バリスタ/Walking Ballistaのようなクリーチャーごと処理できるようなものに対しては無力である。一応鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forgeのようなクリーチャーに触れない無限ダメージ・無限ライフロスから生き残ることはできるが、基本的にはこれ自身を含めたスーサイド系カードを使う際の保険程度に思っておくと良いだろう。
- クリーチャーを1体でもコントロールしていれば好きなだけ手札を捨てることができる。ソーサリー・タイミング限定なので、これだけを目的に採用するならば他により良い共鳴者カードが存在するが、墓地利用ギミックを採用する際は覚えておくと良いテクニック。
- 契約武器を装備したクリーチャーのコントロールが奪われた場合でも、契約武器のコントローラーはあなたのままなのでそれが装備されている限りあなたはライフが0以下になることで敗北することはない。