特性定義能力

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2009年2月1日 (日) 00:00時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
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一部のオブジェクトには、そのオブジェクト自身のサブタイプパワータフネスを定義する常在型能力が印刷されている。この能力を特性定義能力/Characteristic-Defining Abilityと呼ぶ。


Crimson Kobolds (0)
〔赤〕 クリーチャー — コボルド(Kobold)

0/1


Mistform Ultimus / 霧衣の究極体 (3)(青)
伝説のクリーチャー — イリュージョン(Illusion)

霧衣の究極体は、すべてのクリーチャー・タイプである。(このカードが戦場以外にある場合も含む。)

3/3


Lhurgoyf / ルアゴイフ (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

ルアゴイフのパワーはすべての墓地にあるクリーチャー・カードの数に等しく、そのタフネスはその数に1を加えた点数に等しい。

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目次

解説

次のすべての条件を満たすものを特性定義能力と呼ぶ。

  1. オブジェクトサブタイプパワータフネスのいずれかを定義している
  2. 影響を受けるカードそのものに印刷されているか、トークンを生み出す効果によってトークンに与えられたか、影響を受けるオブジェクトにコピー効果によって与えられている
  3. 他のオブジェクトの特性に直接は影響を及ぼさない
  4. オブジェクトがそれ自身に与えている能力ではない
  5. ある条件下でのみ特性値を定義するものでない

特性定義能力は、同一の種類別に分類される継続的効果の中で必ず最初に適用され、他の継続的効果と依存することはない。したがって、この能力を失う効果があったとしても、それが同種の効果であるならば適用される前に特性定義能力は発揮する。

  • 特性定義能力はすべての領域で機能する。また、ゲーム外部においても働く。
  • かつては「Characteristic-Setting Ability」という名称であったが、2007年5月の総合ルール改正で現在の名称に変更された。ただし日本語訳は変化していない。同時に「特性値すべて」とされていた定義が「色、サブタイプ、パワー、タフネス」と限定され、パワーとタフネスに関する特性定義能力も場以外のすべての領域で機能するようになった。
    • 例えば、以前のルールでは場以外にあるルアゴイフ/LhurgoyfP/Tは0/1だったが、現在ではどの領域でもきちんと墓地のクリーチャーを参照する。

特性定義能力か判別しにくいカードの例

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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