アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe
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氷雪アーティファクト
((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払える。)
アーカムの天測儀が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
(1),(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
氷雪版予言のプリズム/Prophetic Prism。点数で見たマナ・コストが減った代わりに氷雪マナが必要になっている。
氷雪シナジーを利用するデッキでは1マナで手札を減らさずに氷雪パーマネントを増やせるのは便利。マナフィルター能力も氷雪土地を採用することによるマナ基盤の不安定さを解消してくれる。また、色マナの変換だけでなく通常マナを氷雪マナへ変換するという使い方も可能。単純に1マナでドローのできるアーティファクトと見ても価値がある。
総じてデッキの潤滑油として優秀な1枚である。氷雪シナジーを利用したデッキで採用されるほか、アーティファクト主体のデッキで基本氷雪土地を採用し、氷雪シナジーをほぼ無視して採用されることがある。
特にパウパーでは、貧弱だったマナ基盤に対する黒船的な存在であり、ジェスカイ氷雪コントロールなどのコントロールデッキで雪崩し/Skredとともに使われたり、ボロス統治者において予言のプリズムよりも軽いキャントリップアーティファクトとして使われる。さらにその他に、一切シナジーのない緑白呪禁でもキャントリップ兼マナフィルターとして採用されている。さらなるアドバンテージ元としてコーの空漁師/Kor Skyfisherまで併用されることもある。
レガシーにおいても多色コントロールデッキにおいて採用される場合がある。デュアルランドという強力無比な多色地形が使える反面不毛の大地/Wastelandや基本に帰れ/Back to Basicsといった基本でない土地への対策カードもふんだんに使われる環境であるため、基本土地を優先的に戦場に出せるようになるこれは非常に有難い存在。特に同時に登場したレンと六番/Wrenn and Sixにより、不毛の大地を使い回すデッキが環境の上位を占めることが多くなったため、それに対抗するために基本土地を使いたいが色事故も怖いという場合に採用されることが多い。
- 氷皮ゴーレム/Icehide Golemとともに、マナ・コストに氷雪マナ・シンボルを含む初めてのカード。
2019年10月25日(Magic Onlineでは10月21日)より、パウパーで禁止カードに指定される[1]。マナ基盤に課題を抱えていたパウパーの多色デッキの多くがこれを採用し、軽いアーティファクトであることや、他のカードでキャントリップを使い回せることが「タダで得られる追加の価値」となっていた。特に、3色以上の雪崩しデッキが高い勝率と使用率を示したことが問題となった。 また2020年7月13日よりはモダンでも禁止カード[2]