焼尽の風/Searing Wind
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赤の風は豪快な10点火力。クリーチャーやプレインズウォーカーをここまでハデに焼く必要はあまりないので、基本的に対戦相手を対象に撃つものと考えてよい。
使い勝手ではコストの調整が効くX火力に劣るが、そのぶん多少マナ・コストは割安で済むので、Forkでも合わせてさっさとゲームエンドなんていうこともできないことはない。インスタントであるため相手の終了ステップなどに隙を衝いて使えるのも利点。ただし隙を衝いたと思ったら誤った指図/Misdirectionが待っていた、というのもよくある話。
一応ステロイド系のデッキで使われないこともなかったが、その後登場したウルザの激怒/Urza's Rageに完全にお株を奪われる形となった。
- 放射/Radiateされるとどえらい事になりそうだが、気にする必要は無いだろう。
- 呪文縛りの杖/Spellbinderに刻印すると面白いかもしれない。ミラディン・ブロックがスタンダードで使えた時代、第8版にこちらが再録されていたため、一応試みた人もいるとかいないとか……。
- 用途は全く違うが、「確定点数の大火力」と言うインパクトではシヴ山の隕石/Shivan Meteorにお株を奪われてしまった感がある。
- Wizards社公式サイト内の山伏の長、熊野/Kumano, Master Yamabushiのストーリー「山の秘密 (Internet Archive)」に、同名の神が登場するが、直接の関係は無い。
- デュエルファイター刃では、相手のターン中にこれを9マナで撃とうとしたら、場に防御の光網/Defense Gridが出ていて、結果9点マナ・バーンで焼け死ぬ、というシーンがあった。むろん、そんなドジな事が出来るのはあの人。
関連カード
サイクル
プロフェシーの風サイクル。9マナと非常に重い呪文ではあるが、マナ・コストに見合って効果は大きい。
- 清めの風/Blessed Wind
- 否定の風/Denying Wind
- 疫病風/Plague Wind
- 焼尽の風/Searing Wind
- 活力の風/Vitalizing Wind