過去の刈り取り/Reap the Past
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X呪文になった化石の発見/Fossil Find。
シンプルに大量の墓地回収が可能なアドバンテージ・カード。ただし無作為であることから、回収の対象を増やそうと墓地を肥やす行為が逆にいいカードを回収できる確率を下げることに繋がってしまう欠点がある。とはいえ、Xの値を大きくすることである程度ごまかせるので、単体で自己完結しているとは言える。
極端に言えば、墓地にある枚数よりも大きいXにすれば無作為性と関係なく100%回収できる。強力なマナ基盤を利用して膨大なマナをつぎ込むのもよいが、逆に墓地対策カードを使って余分なカードを墓地から間引くプレイングも有効だろう。
構築で墓地からの大量回収が生きるデッキと言うと、真っ先に思い浮かぶのは煮えたぎる歌/Seething Songなどの一時的マナ加速呪文を連打するストーム戦略だが、そちらでは既に炎の中の過去/Past in Flamesが使用されており置き換わるのは難しいか。無理に工夫せずに、ランプなどで「不安定だがアドバンテージが取れる呪文」として普通に使うのが良いかもしれない。
リミテッドではクリーチャーや火力を再利用できるカードが弱いわけはないのだが、赤緑のサブテーマである「墓地の土地カード」システムと噛み合わせが悪いため扱いにほんの少しだが注意が必要。
ルール
- 無作為に選ばれた結果、どのカードが手札に戻されるかはすべてのプレイヤーへの公開情報である。
- 墓地のカードを無作為に選ぶ方法としては、墓地のカードの順番を入れ替えてよいスタンダード、モダンなどのフォーマットなら切り直し上から選ぶ方法、墓地のカードに番号を振りサイコロを振って選ぶ、などがある。
- 解決の最中には過去の刈り取りはスタックにあり、手札に戻ることはない。
関連カード
サイクル
- 不確定な船乗り/Unsettled Mariner(白青)
- ケイヤの手管/Kaya's Guile(白黒)
- 堕ちた忍び/Fallen Shinobi(青黒)
- 集合妖術/Collected Conjuring(青赤)
- 稲妻の骨精霊/Lightning Skelemental(黒赤)
- 甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(黒緑)
- 過去の刈り取り/Reap the Past(赤緑)
- 斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver(赤白)
- エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call(緑白)
- 氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl(緑青)