節くれ根の罠師/Gnarlroot Trapper
提供:MTG Wiki
Gnarlroot Trapper / 節くれ根の罠師 (黒)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T),ライフを1点支払う:(緑)を加える。このマナは、エルフ(Elf)・クリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用できる。
(T):あなたがコントロールする攻撃しているエルフ1体を対象とする。ターン終了時まで、それは接死を得る。(それが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
起動にライフを要求し、エルフのクリーチャー呪文専用という二重の制限があるものの、今や珍しくなった1マナのマナ・クリーチャーを初手で出せれば序盤の展開に大きな差をつけることができる。土地が沼/Swampだけの手札から緑マナを出して色事故を解消することも可能である。
マナ・クリーチャーは終盤になると強化手段か大量マナの使い道がなければ腐ってしまうという共通の弱点を抱えているが、これは接死を付加するタップ能力によって終盤でも活躍が期待できる。ただし対象はエルフの攻撃クリーチャーに限るので、防戦ではあまり役に立たないことには注意。
総じてリミテッドでも構築でも、エルフデッキを組むならば採用を検討できる一枚。登場時のスタンダードならばエルフの神秘家/Elvish Mysticと合わせて最軽量マナ・クリーチャー最大8枚体制も可能になる。
- 黒単色のクリーチャーが他の色のマナを出す先例としては夕闇のグール/Vesper Ghoulと病み土のドルイド/Blightsoil Druidがある。特に病み土のドルイドはマジック・オリジンの舞台の一つローウィン/Lorwynのエルフであり、緑マナだけを出すなど共通点が多く、直系の先祖と言える。
- 逆に黒マナだけを出す緑単色のマナ・クリーチャーとして深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadowがある。あちらはマナ能力しか持たないが、出した黒マナの使い道に制限はない。