ボガーダンの中心/Heart of Bogardan
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効果だけ見れば対戦相手とそのコントロール下のクリーチャーすべてにダメージを与えるが、あなた側にはまったく被害がないというなかなかの性能だが、いかんせんあまりにも遅く、重く、融通が利かなさすぎる。
テキストだけを見ているとどれくらい遅いかわかりづらいが、これでダメージを発生させる最短コースは、
- 自分のターンに(2)(赤)(赤)払ってプレイ・戦場に出す。
- 次の自分のアップキープに、累加アップキープ1回目で2マナ払う。
- その次の自分のアップキープに、支払いを放棄。これが生け贄となり、相手本体&相手の全クリーチャーに2ダメージずつ。
という流れになり、結局、出した2ターン後のアップキープまで待たねばならない。
スピードも遅く、マナもやたらと大量にかかるこのカードを使うぐらいなら、もっと違う火力を撃った方がいいだろう。
- この能力でダメージが発生するのは累加アップキープを支払わなかった場合のみ。何らかの手段で除去されると効果は発生しない。
- Xが「経年カウンターの2倍から2を引いた点数に等しい」という書き方が回りくどくややこしいが、これは累加アップキープに経年カウンターを使うように変更された後の表記。当時のルールでは「最後に支払われた累加アップキープ・コストの点数に等しい」であった。
- 無理に利点を探せば、エンチャントである点は特色と言える。エンチャントをサーチするギミックを組み込んだソフトロック・デッキならばあるいは噛み合うかも知れない。
- デュエルファイター刃では、バーンデッキのフィニッシャーとして使われた。