炎の稲妻/Firebolt
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2025年4月3日 (木) 23:27時点における最新版
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎の稲妻はそれに2点のダメージを与える。
フラッシュバック(4)(赤)(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
フラッシュバック付きの1マナ火力。ショック/Shockの亜種の一つ。
「軽量火力」であると同時に、別の見方をすれば「1枚で4点のダメージを与えられるカード」でもある。軽量火力は使いやすいが威力不足、4点火力は強力だが小回りが利かない、とそれぞれ利点と欠点を抱えているが、これはその両方のいいとこどりをしたものと言える。マナ・コストの軽さはもちろん、5マナというフラッシュバック・コストも重くはあるが後半ならマナはあるが手札がないという事が多く、支払えないこともないバランスであったことが、このカードがよく用いられていた理由といえる。
ショックと比べるとソーサリー・タイミングでしか使えないというデメリットこそ付与されたが、それ以上に「1枚のカードで2枚分の働きができる」メリットが生きることが多かった。カード・アドバンテージを取れる除去となったり、終盤の息切れ対策となったりと、コントロールデッキ・ビートダウンデッキを問わず優秀。当時のスタンダードでは、手札が空の状態から、スレッショルドした蛮族のリング/Barbarian Ringと共に6点や8点のライフを削り取って勝利、なんてことも珍しくなかった。忘れられていたマジックの格言「赤相手でライフ一桁は敗北目前」を思い出させられたプレイヤーは多い。
スタンダードはもちろん、エクステンデッド時代でも赤の基本カードと呼べる活躍を見せ、それらの環境から落ちた後でさえレガシーで見かけることがある優良火力。コモンであるためパウパーにおいても続唱ランプのようなマナの伸びるデッキを始めとして赤を含むデッキでしばしば採用されており、フラッシュバック・コストの重さをカバーしやすいウルザトロンでも採用例が多い。
- タルキール:龍嵐録では調和版の引き出された龍火/Channeled Dragonfireが登場した。