色 (サイクル)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ページ 色/Lace色 (サイクル) へ移動: サイクルのページ名は日本語表記のみと決まっており、ページタイトルが不適正なため。)
1行: 1行:
 
'''色'''/''Lace''は[[第4版]]までの[[基本セット]]に収録された[[呪文]]、[[パーマネント]]の[[色]]を永続的に変える[[インスタント]]の総称。[[稀少度]]は[[レア]]。[[カスレア]]の代名詞である。
 
'''色'''/''Lace''は[[第4版]]までの[[基本セット]]に収録された[[呪文]]、[[パーマネント]]の[[色]]を永続的に変える[[インスタント]]の総称。[[稀少度]]は[[レア]]。[[カスレア]]の代名詞である。
 
+
==該当カード==
 +
各色に対応した以下の5種類がある。
 
*[[白]]:[[純粋の色/Purelace]]
 
*[[白]]:[[純粋の色/Purelace]]
 
*[[青]]:[[思考の色/Thoughtlace]]
 
*[[青]]:[[思考の色/Thoughtlace]]
6行: 7行:
 
*[[赤]]:[[混沌の色/Chaoslace]]
 
*[[赤]]:[[混沌の色/Chaoslace]]
 
*[[緑]]:[[生命の色/Lifelace]]
 
*[[緑]]:[[生命の色/Lifelace]]
さらに[[時のらせん]]で同じコンセプトの[[カード]]が1枚追加された。
+
さらに[[時のらせん]]で同じコンセプトの[[カード]]が1種類追加された。
 
*[[無色]]:[[月の色/Moonlace]]
 
*[[無色]]:[[月の色/Moonlace]]
 
+
==利用==
 
[[死の色/Deathlace]]で[[恐怖/Terror]]などから[[クリーチャー]]を守ったり、[[混沌の色/Chaoslace]]と[[水流破/Hydroblast]]で(青)(赤)(とカード2枚)で[[打ち消し]]などができる。しかし、これらは正直使い勝手の悪い[[サイクル]]であり、普通カスレアに分類される。
 
[[死の色/Deathlace]]で[[恐怖/Terror]]などから[[クリーチャー]]を守ったり、[[混沌の色/Chaoslace]]と[[水流破/Hydroblast]]で(青)(赤)(とカード2枚)で[[打ち消し]]などができる。しかし、これらは正直使い勝手の悪い[[サイクル]]であり、普通カスレアに分類される。
 
#自分のカードに使うことを考えた場合、[[単色デッキ]]ではほとんど意味がない。他の色カードや[[アーティファクト]]を[[対象]]にすることで、例えば[[十字軍/Crusade]]のような「特定色を[[強化]]」とあわせる手があるが、この呪文で色を変えられるのは所詮1枚。ならば、[[聖なる力/Holy Strength]]で事足りるケースが多い。
 
#自分のカードに使うことを考えた場合、[[単色デッキ]]ではほとんど意味がない。他の色カードや[[アーティファクト]]を[[対象]]にすることで、例えば[[十字軍/Crusade]]のような「特定色を[[強化]]」とあわせる手があるが、この呪文で色を変えられるのは所詮1枚。ならば、[[聖なる力/Holy Strength]]で事足りるケースが多い。
 
#相手に使う場合、自分に「その色を妨害する」カードがないと意味がない。が、これを入れる以上自分もその色を使うので、自分もその妨害カードの影響を受けかねない。[[プロテクション]]などの「損のない」対応手段でも、所詮1枚しか対処できないので、普通の[[除去]]などで済む場合も多い。
 
#相手に使う場合、自分に「その色を妨害する」カードがないと意味がない。が、これを入れる以上自分もその色を使うので、自分もその妨害カードの影響を受けかねない。[[プロテクション]]などの「損のない」対応手段でも、所詮1枚しか対処できないので、普通の[[除去]]などで済む場合も多い。
 
#上述のような打ち消しの場合、カード2対1の交換となり[[アドバンテージ]]を失ってしまう。
 
#上述のような打ち消しの場合、カード2対1の交換となり[[アドバンテージ]]を失ってしまう。
 
+
==退場の経緯==
レアにはより堅実でプレイに耐えうるカードが必要とする方針(色カードなんてもういらない。"no more Laces")と、弱過ぎる("too weak")という理由から、第4版で全ての色カードは基本セットから退場した(Taming the Flames([[Duelist#magazine|Duelist]]誌17号の記事))。
+
レアにはより堅実でプレイに耐えうるカードを必要とする方針(色カードなんてもういらない。"no more Laces")と、弱過ぎる("too weak")という理由から、第4版で全ての色カードは基本セットから退場した(Taming the Flames([[Duelist#magazine|Duelist]]誌17号の記事))。
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0217b.html#98 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第98位(braingeyser)
 
*[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0217b.html#98 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第98位(braingeyser)
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]
 +
__NOTOC__

2008年7月3日 (木) 02:48時点における版

/Lace第4版までの基本セットに収録された呪文パーマネントを永続的に変えるインスタントの総称。稀少度レアカスレアの代名詞である。

該当カード

各色に対応した以下の5種類がある。

さらに時のらせんで同じコンセプトのカードが1種類追加された。

利用

死の色/Deathlace恐怖/Terrorなどからクリーチャーを守ったり、混沌の色/Chaoslace水流破/Hydroblastで(青)(赤)(とカード2枚)で打ち消しなどができる。しかし、これらは正直使い勝手の悪いサイクルであり、普通カスレアに分類される。

  1. 自分のカードに使うことを考えた場合、単色デッキではほとんど意味がない。他の色カードやアーティファクト対象にすることで、例えば十字軍/Crusadeのような「特定色を強化」とあわせる手があるが、この呪文で色を変えられるのは所詮1枚。ならば、聖なる力/Holy Strengthで事足りるケースが多い。
  2. 相手に使う場合、自分に「その色を妨害する」カードがないと意味がない。が、これを入れる以上自分もその色を使うので、自分もその妨害カードの影響を受けかねない。プロテクションなどの「損のない」対応手段でも、所詮1枚しか対処できないので、普通の除去などで済む場合も多い。
  3. 上述のような打ち消しの場合、カード2対1の交換となりアドバンテージを失ってしまう。

退場の経緯

レアにはより堅実でプレイに耐えうるカードを必要とする方針(色カードなんてもういらない。"no more Laces")と、弱過ぎる("too weak")という理由から、第4版で全ての色カードは基本セットから退場した(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。

参考

QR Code.gif