無限ループ
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2020年3月31日 (火) 14:39時点における版
無限ループ (Infinite Loop)とは、ある種の行動を永久に繰り返すことが可能なことを示す俗称。
Sporemound / 胞子塚 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
上陸 ― あなたのコントロール下で土地が1つ戦場に出るたび、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
3/3Life and Limb / 生命と枝 (3)(緑)
エンチャント
エンチャント
すべての森(Forest)とすべての苗木(Saproling)は、それらの他のタイプに加えて1/1の緑の苗木クリーチャーであり、森の土地である。(それらは召喚酔いに影響される。)
このような事態を処理するために「無限ルール」(省略ルール)が存在する。選択肢のないループは、ルールにより引き分けとなる。
- 狭義には「無限ループ」とは選択肢のないループのみを指す。止める方法がない場合、あるいはループ外のオブジェクトの能力や(CR:721.5)ループ内の「[B]しないかぎり[A]する/[A] unless [B]」選択肢に(CR:721.6)止める方法があるが誰もそれを選ばない場合、そのゲームは引き分けとなる。
- この状況を意図的に発生させるデッキも存在する。大抵は途中でマナや手札が増えるようになっており、インスタントのX火力なりXドローなりを相手に撃って勝利する。
- 選択肢があるにもかかわらず、終了できないループは現行の総合ルールでは引き分けにできない。もっとも、後述の通りイベントではジャッジの裁量が大きいのでほとんど問題にはならない。
- これは、複数のプレイヤーが選択肢を有する場合に発生する可能性がある。つまり、プレイヤーAが選択1を、プレイヤーBが選択2を選択した場合にのみループが停止するような場合。(選択1または選択2を単独で選んでも停止しない。)
- 何を持って「ループ」とするのかという厳密な定義はいまだに存在しない。現在のルールは、その指針を与えているだけである。→未解決問題
- 例として、将棋における「無限ループの処理」にあたるルールとして「千日手」が存在するが、ルールの変遷の末、現在の千日手の定義は「まったく同じ局面が4回現れた場合」とされている。
- マジック・イベント規定ではループであるかどうかの判断にジャッジの裁量を大きく認めている。そのためイベント中では厳密な定義が無くとも問題なく処理できる場合が多い。
参考
- 無限
- 無限コンボ
- 用語集
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 721 統治者
- 721.1 「統治者/The Monarch」は、プレイヤーが持ちうる記号である。効果がプレイヤーを統治者にするよう指示しない限り、ゲームに統治者は存在しない。
- 721.2 統治者であることには、2つの誘発型能力が付属する。これらの誘発型能力には発生源は存在せず、コントローラーはその能力が誘発した時点で統治者であったプレイヤーである。これは rule 113.8 の例外である。これらの能力の完全なルール・テキストは、「統治者の終了ステップの開始時に、そのプレイヤーはカード1枚を引く。」「クリーチャー1体が統治者に戦闘ダメージを与えるたび、そのコントローラーが統治者 になる。」である。
- 721.3 同時に複数のプレイヤーが統治者であることはない。プレイヤーが統治者 になるに際し、現在の統治者は統治者ではなくなる。
- 721.4 統治者がゲームから離れたなら、そのプレイヤーがゲームから離れるのと同時にアクティブ・プレイヤーが統治者 になる。アクティブ・プレイヤーがゲームから離れるかアクティブ・プレイヤーが存在しないなら、ターン順で次のプレイヤーが統治者 になる。ゲームに残っているどのプレイヤーも統治者 になれないなら、統治者なしでゲームを継続する。
- 721.5 常在型能力によって作られた継続的効果の結果が、誰が現在の統治者であるかに基づいて決定されるが、その効果が適用され始めた時点でゲームに統治者がいないなら、その効果はプレイヤーが統治者 になるまで何もしない。rule 613〔継続的効果の相互作用〕参照。
- 721 統治者