自然への回帰/Return to Nature
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
18行: | 18行: | ||
{{フレイバーテキスト|「魔法が解けたしばらく後も、ハツカネズミはあの壮大な疾走を思い返していた。」|フェイの物語}} | {{フレイバーテキスト|「魔法が解けたしばらく後も、ハツカネズミはあの壮大な疾走を思い返していた。」|フェイの物語}} | ||
*モチーフは、[[Wikipedia:ja:シャルル・ペロー|ペロー]]版の童話『[[Wikipedia:ja:シンデレラ|シンデレラ]]』における、[[真夜中の時計/Midnight Clock|午前零時]]になったことで[[フェアリーの導母/Faerie Guidemother|妖精のおばあさん]]の魔法が解ける場面<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-or-shine-2019-09-09 Eldraine or Shine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033054/ 何があってもエルドレイン]([[Making Magic]] [[2019年]]9月9日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | *モチーフは、[[Wikipedia:ja:シャルル・ペロー|ペロー]]版の童話『[[Wikipedia:ja:シンデレラ|シンデレラ]]』における、[[真夜中の時計/Midnight Clock|午前零時]]になったことで[[フェアリーの導母/Faerie Guidemother|妖精のおばあさん]]の魔法が解ける場面<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-or-shine-2019-09-09 Eldraine or Shine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033054/ 何があってもエルドレイン]([[Making Magic]] [[2019年]]9月9日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
+ | *こちらの場合、Natureは「本来あるべき状態」という意味に取るのが適切だろう。 | ||
==脚注== | ==脚注== |
2019年9月28日 (土) 19:41時点における版
Return to Nature / 自然への回帰 (1)(緑)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とする。それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とする。それを破壊する。
・墓地にあるカード1枚を対象とする。それを追放する。
アーティファクト・エンチャント・墓地を対策できるインスタント。帰化/Naturalizeの亜種にして、そのほぼ上位互換。
3つもモードがあるため、魔除け級の汎用性を持つ。一方でいずれのモードも対戦相手に干渉することを想定している分だけ相手依存の要素があり、たとえば愚直にクリーチャーを並べるだけといったデッキ相手には腐ってしまうと、メインデッキでの採用はやや厳しい。また墓地から追放できるカードも1枚だけといささか頼りないため、サイドボードの枠を圧縮できる程度に考えておいた方がよいだろう。
- 帰化との違いとしては以下のような点がある。
- 効果がモードに分かれているため、コピーしたとき融通が利かない可能性がある。例えば、アーティファクト破壊のモードで唱えてから発展/Expansionでコピーした場合、モードは選び直せないのでコピーもアーティファクト破壊しかできない。帰化はモード呪文ではなく「アーティファクトかエンチャントであるパーマネント」であればよいので、「コピー元の方はアーティファクトを、コピーはエンチャントを対象に選ぶ」といったことができる。
- 他にも、唱えたあとで対象のパーマネント・タイプが「アーティファクト→エンチャント(あるいはその逆)」と変更された場合に立ち消える、といった細かな違いがある。
ストーリー
- 灯争大戦
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolasとの戦争が終結した後のラヴニカ/Ravnicaにて、戦に使われたと思しき斧が、茸や植物に覆われゆく様子が描かれている(イラスト)。
「そう、自然は強い。木から建物が生えるのは見たことがないでしょう。」― イマーラ
- エルドレインの王権
- エルドレイン/Eldraineにて、魔法が解け、馬車がカボチャに、馬がハツカネズミに戻ってしまった場面が描かれている(イラスト)。
「魔法が解けたしばらく後も、ハツカネズミはあの壮大な疾走を思い返していた。」― フェイの物語