ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witness
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*[[ハルシオン/Halcyon]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[ハルシオン/Halcyon]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
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2018年5月12日 (土) 17:32時点における版
自身のパワーの値とコントローラーのライフ総量を交換してしまう、解放の樹/Tree of Redemptionに似たクリーチャー。
解放の樹と違い、素の状態では交換直後のライフが4になり危険だが、そこさえ凌げば絆魂により立て直しが可能である。何らかの方法で回避能力を持たせれば爆発的なダメージを与えうる。
リミテッドにおける強力なフィニッシャー。絆魂や先制攻撃等の防御に優れた能力を持つクリーチャーを揃えれば、6マナが出るまで二桁以上のライフを維持することは難しくなく、立っているだけで対戦相手にとっては圧力となる。コモンでペガサスの駿馬/Pegasus Courserも居るため、飛行付与もかなり現実的。インスタントでプレイヤーに4点以上のダメージを与えるものはドミナリアには存在せず、警戒すべきなのはキッカーされたシヴの火/Shivan Fireや不純な捧げ物/Vicious Offering等のクリーチャー除去程度であるため、見た目よりもリスクは小さい。
- 同セットの混迷/Befuddleが天敵。能力の起動に対応して唱えられるとコントローラーが即死しかねない。
ルール
- 基本的なルールは解放の樹のページを参照。
- 能力の解決時にエヴラが戦場に存在しない場合、交換は実行されない。
- リッチの熟達/Lich's Mastery等によりあなたのライフが0以下の状況でゲームが続いている場合、起動型能力を解決するとエヴラのパワーは負の数値になる。
- エヴラのパワーが0以下の時に起動型能力を解決した場合、あなたのライフは0以下となり、状況起因処理により敗北する。
ストーリー
ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witnessはスラン/Thran文明の創造物である。古代スラン/Thran文明は、その名を冠するスラン戦争にて滅亡。首都ハルシオン/Halcyonから解き放たれた力は形を成し、かつての偉業と崩壊の物言わぬ証人が誕生したのだった。
誤訳(適切な訳とは言えないカード)
カード名の「Witness」を「目撃者」と訳しているが、これは適切でない疑いがある。
- ハルシオン/Halcyonの目撃者、という言葉の場合「1、ハルシオンを目撃した」「2、ハルシオンにて何かを目撃した」という意味になるが、ハルシオンは地名なので「1」は考えにくい。「2」である場合、ハルシオンにてスランの崩落/Fall of the Thranを目撃したと考えるのがストーリーに沿っているが、スランの崩落によってエヴラが生み出されたため、これも考えにくい。
- 永遠の証人/Eternal Witness、終末の目撃/Witness the Endのように2種類の単語で先例が訳されているが、「ハルシオン(スラン帝国)がかつて実在していたという証人、証拠。」であると考え「証人」と訳すほうが妥当と言える。
- なおMTG.jpのFacebookアルバムにて公開されたキャラクター紹介には英語版の「silent witness」部分が「物言わぬ証人」と訳されている。公式の中で翻訳ぶれが起きてしまっている。