エルダー
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#[[運命再編]]からタルキール龍紀伝まで実に1280年が経過しており、紡がれてきた時間を表すため | #[[運命再編]]からタルキール龍紀伝まで実に1280年が経過しており、紡がれてきた時間を表すため | ||
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+ | 黄金都市[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]と共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の恐竜たち。それぞれが各[[色]]の[[マナ]]と、それが示す自然の性質の一面を体現している<ref>[https://magic.wizards.com/en/story/planes/ixalan IXALAN]/[https://magic.wizards.com/ja/story/planes/ixalan イクサラン](公式サイト)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/glimpse-far-side-sun-2018-01-17 Glimpse the Far Side of the Sun]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0030151/ 太陽の向こう側](2018年1月17日 R&D Narrative Team著)</ref>。 | ||
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+ | *イクサランを補完するために、イクサランの相克では主要四大[[部族]]を強化するカードを収録する必要性があった。その内恐竜について、各陣営ごとに設定された固有色の縛りを曲げる、''メガサウルス/Megasaurs''という巨大恐竜のサイクルが提唱された。陣営を成立させるためのそれに例外を設ける事への懸念や抵抗もあったが、クリエイティブ・チームはそれらをエルダー・恐竜にするというアイデアを返し、議論の末収録の運びとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/arrival-rivals-2018-01-01 THE ARRIVAL OF RIVALS]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0030115/ 『イクサランの相克』の時刻]( Making Magic [[2018年]]1月1日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
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2018年1月23日 (火) 02:37時点における版
エルダー/Elderは、クリーチャー・タイプの1つ。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)(黒)(赤)を支払わないかぎり、ニコル・ボーラスを生け贄に捧げる。
ニコル・ボーラスが対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
この呪文は打ち消されない。
飛行、絆魂
あなたのターンの間、あなたの対戦相手は呪文を唱えられない。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)
この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xは、あなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計に等しい。
トランプル
現在存在するエルダーはいずれも伝説のクリーチャーであり、ドラゴンあるいは恐竜のクリーチャー・タイプを併せ持つ。
初出はレジェンドの伝説のエルダー・ドラゴンのサイクル。長い間それら5種専用のクリーチャー・タイプであり、ストーリー上でも彼らのほとんどは死滅しているため、新たなエルダーは登場しないものと思われていた。しかし、後のタルキール龍紀伝において彼らとは異なる新たなエルダー・ドラゴンのサイクルが収録。レジェンド発売から実に20年以上の歳月を経ての再登場となり、大きな話題を呼んだ。その後、イクサランの相克では新たにエルダー・恐竜が追加された。
- 「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これはエルダー・ドラゴン/Elder Dragonや龍王/Dragonlordなどの、特に古く高位な存在のことを指している(後述)。そのため、カード名に「Elder」を含んでいるカードが必ずこのクリーチャー・タイプを持つわけではない。
該当カード
- レジェンド
- アルカデス・サボス/Arcades Sabboth
- クロミウム/Chromium
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolas
- 暴虐の覇王アスマディ/Vaevictis Asmadi
- パラディア=モルス/Palladia-Mors
- タルキール龍紀伝
- 龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai
- 龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar
- 龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
- 龍王アタルカ/Dragonlord Atarka
- 龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka
- イクサランの相克
- 原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn
- 原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide
- 原初の死、テジマク/Tetzimoc, Primal Death
- 原初の嵐、エターリ/Etali, Primal Storm
- 原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hunger
- 原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamity
ストーリー
エルダー・ドラゴン/Elder Dragon
ドミナリア/Dominaria最古のドラゴンであり、全ドラゴン族の源流とされる者たち。巨竜戦争/Dragon Warと呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。
詳細はエルダー・ドラゴン/Elder Dragonを参照。
龍王/Dragonlord
タルキール/Tarkirの氏族/Clanの頂点に君臨する、古の強大な龍達を指す。サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによる歴史改変の結果、龍たちは絶滅の未来を脱し再びタルキールの覇者となった。
詳細は龍王/Dragonlordを参照。
- 本来「エルダー/Elder」はドミナリアのエルダー・ドラゴン/Elder Dragon達を指すタイプだが、タルキールの龍王達がこのタイプを持っている事について、Doug Beyerは自身のブログで以下のように解説している。
- 最も高位の存在であり、ウギン/Uginを除けば最古の存在であることを強調するため
- 彼らもまたドラゴン同士で争っており、世界を揺るがすその姿はタルキール版のエルダー・ドラゴンとして相応しいため
- 運命再編からタルキール龍紀伝まで実に1280年が経過しており、紡がれてきた時間を表すため
エルダー・恐竜/Elder Dinosaurs
黄金都市オラーズカ/Orazcaと共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の恐竜たち。それぞれが各色のマナと、それが示す自然の性質の一面を体現している[1][2]。
詳細は各カードを参照。
- イクサランを補完するために、イクサランの相克では主要四大部族を強化するカードを収録する必要性があった。その内恐竜について、各陣営ごとに設定された固有色の縛りを曲げる、メガサウルス/Megasaursという巨大恐竜のサイクルが提唱された。陣営を成立させるためのそれに例外を設ける事への懸念や抵抗もあったが、クリエイティブ・チームはそれらをエルダー・恐竜にするというアイデアを返し、議論の末収録の運びとなった[3]。
タイプの変遷
レジェンドの5種類はもともと「エルダー・ドラゴン・レジェンド」という一つのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーであり、印刷されたそれらのカードでは「エルダー・ドラゴン・レジェンドの召喚」であった。その後、一時期ただの「レジェンド」になるも、再度復活。第6版の頃になると「クリーチャー・タイプは1単語」ということになり「エルダー」「ドラゴン」「レジェンド」の3つのクリーチャー・タイプに分割。さらに後の神河物語で「レジェンド」が特殊タイプ「伝説の」に変更された。
現在のルールでは「伝説のクリーチャー ― エルダー・ドラゴン」になっている(時のらせんのタイムシフト版およびFrom the Vault:Dragons版のニコル・ボーラス/Nicol Bolasではこの形で印刷されている)。
脚注
- ↑ IXALAN/イクサラン(公式サイト)
- ↑ Glimpse the Far Side of the Sun/太陽の向こう側(2018年1月17日 R&D Narrative Team著)
- ↑ THE ARRIVAL OF RIVALS/『イクサランの相克』の時刻( Making Magic 2018年1月1日 Mark Rosewater著)