硫黄の精霊/Sulfur Elemental
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− | *下馬評では、「隙を見せないものの、パッとしない[[ | + | *下馬評では、「隙を見せないものの、パッとしない[[サイズ]]で[[焼く|焼かれ]]やすく、色対策を兼ねて[[サイドボード|サイド]]に入るかどうか」といった評価だったが、[[スタンダード]]入りするや否や、このカードに苦しめられる[[プレイヤー]]が続出。 |
[[グランプリ京都07]]で、[[渡辺雄也]]を優勝に導く活躍さえ見せた。 | [[グランプリ京都07]]で、[[渡辺雄也]]を優勝に導く活躍さえ見せた。 | ||
[[リシャーダの港/Rishadan Port]]のような、実際に使われてみて初めてその嫌らしさを痛感できるタイプのカードである。 | [[リシャーダの港/Rishadan Port]]のような、実際に使われてみて初めてその嫌らしさを痛感できるタイプのカードである。 |
2008年2月25日 (月) 17:14時点における版
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
瞬速
刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
白のクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
白のクリーチャーに流動石っぽい修整を与える常在型能力を持つ赤のエレメンタル。 環境から白系のウィニーを駆逐してしまった張本人である。
修整能力に関しては、除去になったり攻撃力アップになったりするので、一概にはメリットともデメリットとも言えない。 3マナ3/2瞬速・刹那という破格のコスト・パフォーマンスを考えると、デメリット能力としてデザインされているのであろう。
ただ、瞬速を持つこと、硫黄の精霊自身のパワーに影響が無いことにより、どちらかというと除去寄りの使い方が主となる。 赤にとって鬼門であるサルタリーの僧侶/Soltari Priestに対する回答となるし、ロクソドンの教主/Loxodon Hierarchとも相討ちが取れる。 ついでに刹那も持っているので、より確実に妨害することができ、打ち消される事もほとんど無い。 対抗色への対策に溢れた能力群だと言える。 コントロールデッキにおいてもそれは変わらず、同型対策兼序盤のクリーチャー対策として、ともすればメインデッキに採用される事もある。
環境を大きく変えた1枚と言ってよい。 これの存在によってボロスウィニーや、砂の殉教者/Martyr of Sandsを軸にしたデッキは激減した。 逆に、稲妻の天使/Lightning Angelやセラの報復者/Serra Avengerといった白の中堅クリーチャーで回避能力を持つものを使うデッキが増えた。
時のらせんブロック構築でもスライなどに投入され、環境から白ウィニーを駆逐してしまった。
グランプリ京都07で、渡辺雄也を優勝に導く活躍さえ見せた。 リシャーダの港/Rishadan Portのような、実際に使われてみて初めてその嫌らしさを痛感できるタイプのカードである。
- 作られた時代も色も違うとはいえ、キング・チータ/King Cheetahが可哀想になる。