血の調停者、ヴィシュ・カル/Vish Kal, Blood Arbiter
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==関連カード== | ==関連カード== |
2011年6月24日 (金) 14:23時点における版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行、絆魂
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:血の調停者、ヴィシュ・カルの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはその生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーである。
血の調停者、ヴィシュ・カルからすべての+1/+1カウンターを取り除く:クリーチャー1体を対象とする。それはこれにより取り除かれた+1/+1カウンター1個につき、ターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
自身のクリーチャーを+1/+1カウンターに変えて、その分のマイナス修整を与えることのできる伝説の吸血鬼。
それぞれの能力の起動にマナやタップがいらないため連続使用が可能で、元となるクリーチャーを大量に用意しておけば、除去を連発できるため、システムクリーチャーやブロッカーの排除に役立つ。起動コストの段階でクリーチャーを失っているため、やっていることはあくまでお互いのクリーチャーの1:1交換であって、アドバンテージに直結はしていない。効率よく運用するには、トークン生産手段や、リアニメイトなどでクリーチャーを使い回せるギミックが必要になるだろう。
また、単純に大型の飛行クリーチャーとして攻撃してもよい。1つ目の起動型能力で自身のクリーチャーを生け贄に捧げてやれば思わぬ大ダメージを与えることもできる。例えばファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtを戦場に出した際に生け贄に捧げれば1マナで17/17まで強化される。
統率者戦において統率者の弱点とされていることが、混沌のねじれ/Chaos Warpやバントの魔除け/Bant Charmなどでライブラリーの中に戻されることで繰り返し利用するのが難しくなることだが、このカードは自らを生け贄に捧げることでほぼ確実に統率領域に戻ることができるため、使い勝手が良い。
- 血の長の刃/Blade of the Bloodchiefと相性が良い。一度クリーチャーを墓地に送ればタフネス2以下のクリーチャーを好きなだけ除去することができる。
- 木立ちの守護者ネマタ/Nemata, Grove Guardianのような特定の特性のクリーチャーを生け贄に捧げるものや、オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhovaのようなマナを支払ったり自身をタップしたりして生け贄に捧げるものは以前から存在したが、他のコストなしに任意のクリーチャーを生け贄に捧げる起動型能力を持つ伝説のクリーチャーはこれが初である。
関連カード
サイクル
- 血の調停者、ヴィシュ・カル/Vish Kal, Blood Arbiter
- 苦痛の芸術家、ニン/Nin, the Pain Artist
- 歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave
- 戦いの熾天使、バサンドラ/Basandra, Battle Seraph
- トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest