通電式キー/Voltaic Key
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*かつて[[マナ・バーン]]のルールがあった頃は、自身を[[対象]]に起動することでその対策として使えた。 | *かつて[[マナ・バーン]]のルールがあった頃は、自身を[[対象]]に起動することでその対策として使えた。 |
2010年2月25日 (木) 08:44時点における版
タップ能力持ちアーティファクトの、最高の相棒ともいうべきエンジンキー。1マナとタップでアーティファクト1つをアンタップできる。
ただアンタップするだけなので一見強そうには見えないかもしれないが、これが極めて強い。なにしろアーティファクトの種類、アンタップの必要条件を問わないのである。
このアーティファクトが真価を発揮するのは起動型マナ能力を持つマナ・アーティファクトと組み合わせた時。特に、ウルザ・ブロックには2マナ以上出すアーティファクトがたくさんあるので、それらをアンタップし、もう一度マナを出すだけでかなりのマナ加速になる。その中でも厳かなモノリス/Grim Monolithとの相性は抜群であり、実質2マナをこのアーティファクトから出せることになるため、Sol Ring同然の動きをするのである。
マナ・アーティファクト以外にも、ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossusのアンタップ・コストを踏み倒しつつ擬似警戒持ちとして働かせたり、大量マナとともにファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorの能力を1ターンに2回起動したりとやれることは多い。
動力の止まった機械を動かすのに、まさに最適の「鍵」なのである。
- かつてマナ・バーンのルールがあった頃は、自身を対象に起動することでその対策として使えた。
- 通称「がちゃこん」。もとは、金澤尚子先生の“自分にしか通用しない”呼び方だったのだが、月刊ゲームぎゃざでそれをネタにしたコラム(漫画)が掲載され、全国区の呼び方となった。
1999年7月1日より、ウルザ・ブロック構築で禁止カードに指定される。同年10月1日より、Type1(現ヴィンテージ)で制限カード、Type1.5で禁止カードに指定されるが、2006年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでは禁止カードに指定されておらず、ヴィンテージでも2007年6月20日に制限解除された。
関連カード
- 電位式キー/Galvanic Key - 通電式キーの調整版。瞬速を持つものの、マナ・コストが1マナ、起動コストが2マナ増えている。
参考
- The Top 50 Artifacts of All Time 第35位 (WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
- カード個別評価:ウルザズ・サーガ - アンコモン