十二足獣/Dodecapod

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[[強要/Coercion]]系の「捨てさせる側に選択肢がある」手札破壊だと[[対戦相手]]がこれを優先的することはもちろんないだろうが、[[手札]]にあるのがこれだけだったりさらなる脅威だったりすれば選ばれざるを得ない。
 
[[強要/Coercion]]系の「捨てさせる側に選択肢がある」手札破壊だと[[対戦相手]]がこれを優先的することはもちろんないだろうが、[[手札]]にあるのがこれだけだったりさらなる脅威だったりすれば選ばれざるを得ない。
  
[[インベイジョン・ブロック]]では[[燃え立つ死霊/Blazing Specter]]、[[はね返り/Recoil]]に[[ジェラードの評決/Gerrard's Verdict]]と捨てる側が[[カード]]を選ぶ高[[アドバンテージ]]な手札破壊カードが多く使われる[[環境]]で、対策として多くのデッキが[[サイドボード]]に採用しており出番は多かった。2[[ターン]]目にジェラードの評決を撃ってみたらどっちも十二足獣だった、なんて事態もしばしば見かけるほど相克したものであった。そのため、次第に上記の手札破壊カードは採用を控えられたり、2[[ゲーム]]目以降は[[サイド]]に下げられたりするようになっていった。
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[[インベイジョン・ブロック]]では[[燃え立つ死霊/Blazing Specter]]、[[はね返り/Recoil]]に[[ジェラードの評決/Gerrard's Verdict]]と捨てる側が[[カード]]を選ぶ高[[アドバンテージ]]な手札破壊カードが多く使われる[[環境]]で、対策として多くのデッキが[[サイドボード]]に採用しており出番は多かった。2[[ターン]]目にジェラードの評決を撃ってみたらどっちも十二足獣だった、なんて事態もしばしば見かけるほど相克したものであった。そのため、次第に上記の手札破壊カードは採用を控えられたり、2[[ゲーム]]目以降はサイドボードに下げられたりするようになっていった。
  
 
[[時のらせん]]での[[再録]]時も、[[メガハンデス]]への対策として活躍した。
 
[[時のらせん]]での[[再録]]時も、[[メガハンデス]]への対策として活躍した。
  
*この[[能力]][[誘発型能力]]ではなく[[置換効果]]を作る[[常在型能力]]であるため、複数の手順を持つ[[効果]]の一部としてこれを捨てた場合、[[解決]]の途中に[[戦場]]に出ることになる。
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*今日では、この手の「捨てさせられると戦場に出るクリーチャー」の代表格として知られているが、元祖は[[砂のゴーレム/Sand Golem]]である。そちらと比べるとほぼ[[上位互換]]となっている。
**例えば[[小悪疫/Smallpox]]によってこれを捨てた場合、[[生け贄に捧げる]][[クリーチャー]]を選ぶ段階で既に戦場に出ているので、他にクリーチャーを[[コントロール]]していなければ、出たばかりのこれを生け贄に捧げる羽目になる。
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**同様の能力を持つカードの一覧は[[手札破壊対策カード]]を参照。
 
*[[スキャンダル売り/Scandalmonger]]と併用すると、[[オールプレイ能力]]を逆手に取ることができて面白い。[[煙霧の連鎖/Chain of Smog]]や[[プラズマの連鎖/Chain of Plasma]]でも同様のことを行える。
 
*[[スキャンダル売り/Scandalmonger]]と併用すると、[[オールプレイ能力]]を逆手に取ることができて面白い。[[煙霧の連鎖/Chain of Smog]]や[[プラズマの連鎖/Chain of Plasma]]でも同様のことを行える。
*[[砂のゴーレム/Sand Golem]]の立場が無い。
 
*後に[[萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege]]や[[強情なベイロス/Obstinate Baloth]]など、これと似た能力を持つカードがいくつか登場している。
 
 
*時のらせんで[[タイムシフト]]カードとして再録。これに伴い[[ゴーレム]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。
 
*時のらせんで[[タイムシフト]]カードとして再録。これに伴い[[ゴーレム]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。
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==ルール==
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*この[[能力]]は[[誘発型能力]]ではなく[[置換効果]]を作る[[常在型能力]]であるため、複数の手順を持つ[[効果]]の一部としてこれを捨てた場合、[[解決]]の途中に[[戦場]]に出ることになる。
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**例えば[[小悪疫/Smallpox]]によってこれを捨てた場合、[[生け贄に捧げる]][[クリーチャー]]を選ぶ段階で既に戦場に出ているので、他にクリーチャーを[[コントロール]]していなければ、出たばかりのこれを生け贄に捧げる羽目になる。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[手札破壊対策カード]]
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*[[手札破壊対策カード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[アンコモン]]

2025年1月18日 (土) 17:50時点における最新版


Dodecapod / 十二足獣 (4)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

対戦相手がコントロールする呪文や能力によって、あなたが十二足獣を捨てさせられる場合、十二足獣をあなたの墓地に置く代わりに、その上に+1/+1カウンターを2個置いた状態で戦場に出す。

3/3

手札破壊対策カード。普通に出しても4マナ3/3でアーティファクト・クリーチャーとして十分なのだが、捨てさせられた場合はなんと0マナ5/5というフィニッシャー級として戦場に出ることが可能。

精神腐敗/Mind Rot系の「捨てる側に選択肢がある」手札破壊への非常に強力な対策となる。また、を選ばずにどんなデッキでも採用できることも重要。

強要/Coercion系の「捨てさせる側に選択肢がある」手札破壊だと対戦相手がこれを優先的することはもちろんないだろうが、手札にあるのがこれだけだったりさらなる脅威だったりすれば選ばれざるを得ない。

インベイジョン・ブロックでは燃え立つ死霊/Blazing Specterはね返り/Recoilジェラードの評決/Gerrard's Verdictと捨てる側がカードを選ぶ高アドバンテージな手札破壊カードが多く使われる環境で、対策として多くのデッキがサイドボードに採用しており出番は多かった。2ターン目にジェラードの評決を撃ってみたらどっちも十二足獣だった、なんて事態もしばしば見かけるほど相克したものであった。そのため、次第に上記の手札破壊カードは採用を控えられたり、2ゲーム目以降はサイドボードに下げられたりするようになっていった。

時のらせんでの再録時も、メガハンデスへの対策として活躍した。

[編集] ルール

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