タミヨウの完成化/Tamiyo's Compleation
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2022年2月24日 (木) 10:32時点における版
エンチャント — オーラ(Aura)
瞬速
エンチャント(アーティファクトやクリーチャーやプレインズウォーカー)
タミヨウの完成化が戦場に出たとき、エンチャントしているパーマネントをタップする。それが装備品(Equipment)であるなら、それをはずす。
エンチャントしているパーマネントはすべての能力を失い、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
青お得意の疑似除去オーラの一種。アンタップ制限に加えて能力も失わせる。
誤動作/Malfunctionの大幅な上位互換で、アーティファクトやクリーチャーだけでなくプレインズウォーカーも無力化でき、装備品をも置物にしてしまう。能力を失わせるためシステムクリーチャーなどへの回答にもなり、そのうえ瞬速を持つので奇襲性も高い、と比較するのがかわいそうになるほどの性能差。
ただし神河:輝ける世界はエンチャントがテーマのひとつであり、同時にその対策手段も豊富。これ自体が割られてしまえば再び役割を果たすようになるのも過去の疑似除去と同様。また、他カードによって生け贄に捧げるなどのリソースとなることも封じない。一応出た時点でタップさせる仕事はこなしているので、無駄撃ちになる心配が多少薄いのは利点。母聖樹の枝/Branch of Boseijuや忌話図の幻像/Vision of the Unspeakableといった能力でP/Tを決定しているクリーチャーなら後腐れなく処理できる。
構築だと、この手の戦場に残す疑似除去はあまり採用されない。青としてはプレインズウォーカーを打ち消し以外の手段で根本から対処できるのは珍しいが(バウンスはそれ単独だと一時的な対処にしかならない)、それを加味してもやや重い。独自の需要はあるが、採用には至らないか。
ストーリー
ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasの声に、タミヨウ/Tamiyoは目覚めた。物語の巻物を開くと、書かれた文字は全く異なる言語へと変化し、だがタミヨウはそれを読むことができた。腕を見下ろすと、それは金属の継ぎ接ぎとなっていた。ジン=ギタクシアスには感謝の念しかなかった。彼女は「完成化」し、プレインズウォーカー/Planeswalker初のファイレクシアン/Phyrexianとなったのだ――身も、心も、魂も(イラスト)。もはや彼女にとって、守るべき家族とは新ファイレクシア/New Phyrexiaに他ならなかった[1]。
脚注
- ↑ Episode 5: Threads of War/メインストーリー第5話:次なる戦いへ(Magic Story 2022年1月27日 Akemi Dawn Bowman著)