仮面林の結節点/Maskwood Nexus

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あらゆる[[領域]]にある[[あなた]]の[[クリーチャー]]へすべての[[クリーチャー・タイプ]]を与え、[[多相]][[トークン]]も生み出す、[[奸謀/Conspiracy]]+[[産み落とす太枝/Birthing Boughs]]といった[[アーティファクト]]。
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あらゆる[[領域]]にある[[あなた]]の[[クリーチャー]]へすべての[[クリーチャー・タイプ]]を与え、[[多相]][[トークン]]を[[生成]]する、[[奸謀/Conspiracy]]+[[産み落とす太枝/Birthing Boughs]]といった[[アーティファクト]]。
  
登場時の[[スタンダード]]には[[エルフ]][[ならず者]][[クレリック]][[騎士]]等の[[部族 (俗称)|部族]][[デッキ]]が存在するが、それらのデッキはおしなべて軽量であることから、サイドボーディング以降でなければお呼びはかからないだろう。4マナ域まで手を延ばせるなら、意図的に[[クリーチャー・タイプ]]に設けられた[[色拘束]]を推してゆけることから[[パーティー]]デッキのバックアップとして相性が良い。
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登場時の[[スタンダード]]には[[エルフ]][[ならず者]][[クレリック]][[騎士]]等の[[部族 (俗称)|部族]][[デッキ]]が存在するが、それらはおしなべて[[軽い|軽量]][[アグロ]]であることが多い。トークンで頭数を補える恩恵こそあるが動き出しが遅く、他に優先すべき[[カード]]がある。部族デッキとはやや趣が異なるが、フルメンバーをそろえると3[[]]以上になりがちな[[パーティー]]デッキならばバックアップとして有効活用できるか。
  
そういった[[ビートダウン]]系デッキへの投入もさることながら、やはり本領は[[コンボパーツ]]に用いてこそ発揮されると言える。登場時の[[スタンダード]]には[[死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry]]が存在しており、更に[[カルドハイム]]ブロックでも[[憑依の航海/Haunting Voyage]]と[[世界樹/The World Tree]]が収録されている。[[色拘束]]・[[マナ拘束]]の面からデッキ構築には相応の工夫が必要となるが、後者では「[[神]]」扱いとして[[ライブラリー]]から全てのクリーチャーを展開したり、自分のクリーチャーだけを[[リアニメイト]]したりと、一撃必殺の[[コンボ]]の起点として活躍する。前者に至っては「[[ミノタウルス]]」として[[峰の恐怖/Terror of the Peaks]]、[[青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded]]、[[ヴェリュス山の恐怖/Terror of Mount Velus]]、[[災厄を携える者/Calamity Bearer]]の4体を持ってくれば、峰の恐怖の[[誘発型能力]]で14+10+6点の30点、そこからダメ押しとして峰の恐怖とヴェリュス山の恐怖がそれぞれ20点の[[戦闘ダメージ]]を削り取るという、回りに回ったクレリックデッキでさえ押し潰せる[[オーバーキル]]ダメージを叩き出せる。事前の盤面状況次第では[[多人数戦]]においてさえ一挙に[[勝利]]を決められる。さらにこちらは[[]][[単色]]でデッキが組めるため、[[厚顔の無法者、マグダ/Magda, Brazen Outlaw]][[アイレンクラッグの妙技/Irencrag Feat]]等で[[マナ加速]]すれば、序盤でいきなりサドンデスが発生する展開さえ起こりうる。
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奸謀が[[コンボパーツ]]として重宝されたように、本領はそちら側。以下は[[コンボ]]の一例。
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*[[死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry]] - [[ライブラリー]]から元のクリーチャー・タイプにかかわらず[[名前]]の異なるクリーチャーを4体展開。
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**[[峰の恐怖/Terror of the Peaks]]、[[青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded]]、[[ヴェリュス山の恐怖/Terror of Mount Velus]]、[[災厄を携える者/Calamity Bearer]]の4体を出せば、峰の恐怖の[[誘発型能力]]で14+10+6点=30点。さらにパーフォロス以外の総攻撃で20+20+12点=52点。どう考えても[[オーバーキル]][[赤単色デッキ|赤単色]]で組むことができ、[[厚顔の無法者、マグダ/Magda, Brazen Outlaw]][[アイレンクラッグの妙技/Irencrag Feat]]等で[[マナ加速]]すれば、序盤でも決まり得る。
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*[[憑依の航海/Haunting Voyage]] - [[予顕]][[墓地]]のクリーチャーをすべて[[リアニメイト]]。
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*[[世界樹/The World Tree]] - [[]]としてライブラリーから全てのクリーチャーを展開。
  
[[リミテッド]]においてはリスクなくトークンを生成し続けられる[[無色]][[パーマネント]]という時点でピック必至。これに加えて[[リトヤラの反射/Reflections of Littjara]]やマグダ、さらに前述の[[憑依の航海/Haunting Voyage]]と[[世界樹/The World Tree]]・[[巨人たちの侵略/Invasion of the Giants]]等、カルドハイムには[[部族 (俗称)|部族]][[デッキ]]をサポートするカードが多数収録されていることから、リミテッドでも強力な[[コンボ]]への派生が期待できる。[[ドロー]]できなかったときでもデッキが回るように、これに頼り切ることなく、かつ引けば勝利が確定するような構築を心がけよう。
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[[リミテッド]]においてはリスクなくトークンを生成し続けられる[[無色]][[パーマネント]]という時点で[[ピック]]必至。それに加えて前述のカード群や[[リトヤラの反射/Reflections of Littjara]][[巨人たちの侵略/Invasion of the Giants]]等、カルドハイムには[[部族 (俗称)|部族]][[デッキ]]をサポートするカードが多数収録されていることから、リミテッドでも強力なコンボへの派生が期待できる。引けなかったときでもデッキが回るように、これに頼り切ることなく、かつ引けば勝利が確定するような構築を心がけたい。
  
*デメリットとしては[[カルガの威嚇者/Kargan Intimidator]]や[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]を止められなくなったり、[[魔女の復讐/Witch's Vengeance]]が一方的な全体除去として機能してしまったりする点が挙げられる。あなたが[[Timmy, Johnny, and Spike|ジョニー]]ならばこういったリスクをヘッジしたデッキチューンが求められるだろう。
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*デメリットとしては[[カルガの威嚇者/Kargan Intimidator]]や[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]を止められなくなったり、[[魔女の復讐/Witch's Vengeance]]が一方的な[[全体除去]]として機能してしまったりする点が挙げられる。
*一方で、[[激しい恐怖/Crippling Fear]]は完全に無力化される。[[リミテッド]]では脅威となる[[マス・デストラクション]]をひとつ潰せるという点は非常にありがたい。
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*一方で、[[激しい恐怖/Crippling Fear]]は完全に無力化される。リミテッドでは脅威となる全体除去をひとつ潰せるという点は非常にありがたい。
  
 
==参考==
 
==参考==

2021年8月12日 (木) 11:21時点における版


Maskwood Nexus / 仮面林の結節点 (4)
アーティファクト

あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーはすべてのクリーチャー・タイプである。あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー呪文と、あなたがオーナーであり戦場にないすべてのクリーチャー・カードについても同様である。
(3),(T):多相を持つ青の2/2の多相の戦士(Shapeshifter)クリーチャー・トークン1体を生成する。(それはすべてのクリーチャー・タイプである。)


あらゆる領域にあるあなたクリーチャーへすべてのクリーチャー・タイプを与え、多相トークン生成する、奸謀/Conspiracy産み落とす太枝/Birthing Boughsといったアーティファクト

登場時のスタンダードにはエルフならず者クレリック騎士等の部族デッキが存在するが、それらはおしなべて軽量アグロであることが多い。トークンで頭数を補える恩恵こそあるが動き出しが遅く、他に優先すべきカードがある。部族デッキとはやや趣が異なるが、フルメンバーをそろえると3以上になりがちなパーティーデッキならばバックアップとして有効活用できるか。

奸謀がコンボパーツとして重宝されたように、本領はそちら側。以下はコンボの一例。

リミテッドにおいてはリスクなくトークンを生成し続けられる無色パーマネントという時点でピック必至。それに加えて前述のカード群やリトヤラの反射/Reflections of Littjara巨人たちの侵略/Invasion of the Giants等、カルドハイムには部族デッキをサポートするカードが多数収録されていることから、リミテッドでも強力なコンボへの派生が期待できる。引けなかったときでもデッキが回るように、これに頼り切ることなく、かつ引けば勝利が確定するような構築を心がけたい。

参考

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