Gerrard
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− | =Gerrard | + | {{ヴァンガード |
+ | |カード名=Gerrard | ||
+ | |手札=-4 | ||
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+ | |カードテキスト=あなたのドロー・ステップの開始時、あなたはカードを1枚引く。 | ||
+ | |背景=legal | ||
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− | Gerrard | + | [[ジェラード/Gerrard]]の[[ヴァンガード]]。毎[[ターン]]1枚分の[[カード・アドバンテージ]]を得ることができるのだが、なんと[[手札]]3枚で始めなければならない。一応[[後攻]]なら手札5枚なので少しはマシだが、[[終了フェイズ|ターン終了時]]には結局3枚に減らさざるを得ないため、緻密な[[構築]]と[[プレイング]]を要求される。 |
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− | + | 息切れの激しい[[ウィニー]]や[[バーン]]といった速攻デッキとの相性は一見よい。しかし、そのようなデッキで1ターン目に土地が置けないのは非常に辛い上、先攻で手札3枚スタートになってしまうのは致命的だ。しかも3枚では[[マリガン]]のしようがない。 | |
− | [[ | + | また前述の通り「序盤は総枚数がすくなめ」という特性がある以上、高速デッキでの採用は諦めた方がいいだろう。かといって[[パーミッション]]デッキでは使うにも手札の少なさがのしかかり、また[[青]]ならドロー[[呪文]]を使えばいいだけなのであえてこれを使う必要性が薄い。 |
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− | + | [[シナジー]]としては手札の消費が多いカードと組み合わせるのが当然有用(例えば、[[禁止/Forbid]]を毎[[ターン]]連打できる)。加えて、ドロー加速に加え「上限3枚」であるので、[[手札破壊]]の威力を大幅に軽減する効果も見込める。 | |
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*デメリットをごまかすには[[呪文書/Spellbook]]や[[血清の粉末/Serum Powder]]などが有効か。 | *デメリットをごまかすには[[呪文書/Spellbook]]や[[血清の粉末/Serum Powder]]などが有効か。 | ||
− | *またいっそのこと、デッキに含まれる土地の割合を半分近く(26〜28程度)まで上げてしまうのも手かもしれない。期待値から考えれば序盤確実に土地を置き続けることができるし、ドローが[[腐る]]という欠点をジェラードが補ってくれる。まあ、その方法でジェラードを使うのと他の[[ | + | *またいっそのこと、デッキに含まれる土地の割合を半分近く(26〜28程度)まで上げてしまうのも手かもしれない。期待値から考えれば序盤確実に土地を置き続けることができるし、ドローが[[腐る]]という欠点をジェラードが補ってくれる。まあ、その方法でジェラードを使うのと他の[[ヴァンガード]]を使うのと、どちらが有効かは判断しかねるが。 |
*[[ターボステイシス]]や[[ターボオアリム]]などの[[タイム・デストラクション]]系[[ロック]]デッキに「破壊されない[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]」として投入するのもよい。ただしこの場合[[ライブラリー]]の減りが激しいため、別途[[フィニッシャー]]を用意しておく必要がある。 | *[[ターボステイシス]]や[[ターボオアリム]]などの[[タイム・デストラクション]]系[[ロック]]デッキに「破壊されない[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]」として投入するのもよい。ただしこの場合[[ライブラリー]]の減りが激しいため、別途[[フィニッシャー]]を用意しておく必要がある。 | ||
− | + | ==関連カード== | |
− | + | *[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen]] | |
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[ジェラード/Gerrard]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[ジェラード/Gerrard]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:Vanguard]] | *[[カード個別評価:Vanguard]] |
2008年6月26日 (木) 22:36時点における版
ジェラード/Gerrardのヴァンガード。毎ターン1枚分のカード・アドバンテージを得ることができるのだが、なんと手札3枚で始めなければならない。一応後攻なら手札5枚なので少しはマシだが、ターン終了時には結局3枚に減らさざるを得ないため、緻密な構築とプレイングを要求される。
先攻で手札3枚、後攻なら5枚スタートとなるわけだが、普通の60枚中23〜24枚が土地であるデッキを想定すると、先攻初手にある土地カードは1枚程度と考えられる。当然ながら、初手に土地がないという場合も確率的にかなり高い。毎ターン2ドローは凄まじく強力だが、テンポ・アドバンテージで遅れをとる可能性が高いことがネックとなる。また単純なカード数的にも、4ターン目までは標準よりも手に入る数は少ない計算になるので、そういう点で長期戦を意識せざるを得ない。
息切れの激しいウィニーやバーンといった速攻デッキとの相性は一見よい。しかし、そのようなデッキで1ターン目に土地が置けないのは非常に辛い上、先攻で手札3枚スタートになってしまうのは致命的だ。しかも3枚ではマリガンのしようがない。
また前述の通り「序盤は総枚数がすくなめ」という特性がある以上、高速デッキでの採用は諦めた方がいいだろう。かといってパーミッションデッキでは使うにも手札の少なさがのしかかり、また青ならドロー呪文を使えばいいだけなのであえてこれを使う必要性が薄い。
グッドスタッフ系デッキ、例えば白黒コントロールやジャンクなどとの相性は良好。またクリンナップ・ステップに手札を捨てる機会が多くなるであろうことから、墓地利用系デッキ、殊に発掘と組み合わせるとなかなかに強力。
シナジーとしては手札の消費が多いカードと組み合わせるのが当然有用(例えば、禁止/Forbidを毎ターン連打できる)。加えて、ドロー加速に加え「上限3枚」であるので、手札破壊の威力を大幅に軽減する効果も見込める。
- デメリットをごまかすには呪文書/Spellbookや血清の粉末/Serum Powderなどが有効か。
- またいっそのこと、デッキに含まれる土地の割合を半分近く(26〜28程度)まで上げてしまうのも手かもしれない。期待値から考えれば序盤確実に土地を置き続けることができるし、ドローが腐るという欠点をジェラードが補ってくれる。まあ、その方法でジェラードを使うのと他のヴァンガードを使うのと、どちらが有効かは判断しかねるが。
- ターボステイシスやターボオアリムなどのタイム・デストラクション系ロックデッキに「破壊されない吠えたける鉱山/Howling Mine」として投入するのもよい。ただしこの場合ライブラリーの減りが激しいため、別途フィニッシャーを用意しておく必要がある。