永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
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2021年3月8日 (月) 20:55時点における版
Everflowing Chalice / 永遠溢れの杯 (0)
アーティファクト
アーティファクト
多重キッカー(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を望む回数支払ってもよい。)
永遠溢れの杯は、それがキッカーされている1回につき蓄積(charge)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(T):永遠溢れの杯の上に置かれている蓄積カウンター1個につき(◇)を加える。
キッカーされた回数によって蓄積カウンターが置かれ、タップでその個数に応じた無色マナを生み出す。単純なコスト・パフォーマンスは、キッカー1回でタリスマンや虹色のレンズ/Prismatic Lensに劣り、2回でシッセイの指輪/Sisay's Ring相当、3回でスランの発電機/Thran Dynamoに劣るといったところ。
上記のように効率はいまいちだが、X呪文などと同様に、序盤から終盤まで、局面に合わせて使える融通性が長所。コストを自由に選べるため、別行動を起こしながらの展開にも使いやすい。 また、出せば出すほど後続を大きくしやすいのも利点。
ほぞなので粗石の魔道士/Trinket Mageからのサーチをしたり、キッカーせずに唱えてストームや親和を稼いだり、といった使い方もできる。
スタンダードでは非常に多くのコントロールデッキで採用された。強力なプレインズウォーカーにいち早くアクセスできるようになる好カード。
- 虚空の杯/Chalice of the Voidのように(X)(X)でもよかったのではないかと思えるが、多重キッカーを使ったデザインにしたかったのだろう。
- ガドック・ティーグ/Gaddock Teegがいても問題なく唱えられたり、アーテイの計略/Ertai's Trickeryで打ち消されたり、続唱で唱える場合でも蓄積カウンターを配置できたり、轟く余震/Rumbling Aftershocksでダメージを与えられたりするという違いがある。また、後年に登場したエルフェイムのドルイド/Elfhame Druidなどの、キッカーを参照する能力とシナジーを形成できる。
参考
- 0マナカード
- カード個別評価:ワールドウェイク - アンコモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード
- カード個別評価:ダブルマスターズ - コモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2015 - アンコモン