Look at Me, I'm R&D
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
10行: | 10行: | ||
**以前は生み出される[[無色マナ]]の点数も数字で記されていたので[[Su-Chi]]を[[陰極器/Cathodion]]にしたりできたが、[[ゲートウォッチの誓い]]で[[無色]][[マナ・シンボル]]が導入されたことで影響を受けなくなった。 | **以前は生み出される[[無色マナ]]の点数も数字で記されていたので[[Su-Chi]]を[[陰極器/Cathodion]]にしたりできたが、[[ゲートウォッチの誓い]]で[[無色]][[マナ・シンボル]]が導入されたことで影響を受けなくなった。 | ||
*1→0で宣言しても[[パーマネント]]にすでに乗っている[[+1/+1カウンター]]や[[-1/-1カウンター]]には(カウンターはカードではないので)影響しない。 | *1→0で宣言しても[[パーマネント]]にすでに乗っている[[+1/+1カウンター]]や[[-1/-1カウンター]]には(カウンターはカードではないので)影響しない。 | ||
− | *見た目はお粗末な{{Gatherer|id=74360|テストプレイ・カード}}風。(2)(白)(白)の[[インスタント]]だったらしいが、水色のマーカーで訂正されている。このようにテキストだけを印刷したシールを[[基本土地]] | + | *見た目はお粗末な{{Gatherer|id=74360|テストプレイ・カード}}風。(2)(白)(白)の[[インスタント]]だったらしいが、水色のマーカーで訂正されている。このようにテキストだけを印刷したシールを[[基本土地]]や不要なカードに貼って開発のテストプレイをするのだ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/playtest-cards-2016-12-02 Playtest Cards]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018181/ プレイテスト・カード]([[Latest Developments]] [[2016年]]12月2日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。[[プロキシ#デッキ構築・調整時]]の項も参照。 |
− | ** | + | **これに使われているカードは高額[[レア]]の[[Moat]]。なんともったいない。 |
**前述の理由から、[[アーティスト]]が存在しない珍しいカード([[Censorship]]に次いで2枚目)。もちろん[[アーティスト・マター]]の影響も受けない。 | **前述の理由から、[[アーティスト]]が存在しない珍しいカード([[Censorship]]に次いで2枚目)。もちろん[[アーティスト・マター]]の影響も受けない。 | ||
− | **記載されている「RW03」というカードコードは、「[[白]](W)」の「[[レア]] | + | **記載されている「RW03」というカードコードは、「[[白]](W)」の「[[レア]](R)」の「3番目」を表す<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/nuts-bolts-card-codes-2009-01-12-0 Nuts & Bolts: Card Codes]([[Making Magic]] [[2009年]]1月12日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
− | + | **[[Unsanctioned]]に[[再録]]。一見すると分からないが、[[アンヒンジド]]版とは細部が異なる({{Gatherer|id=479407|カード画像}})。エキスパンション名がUNH(アンヒンジド)からUND(Unsanctioned)に変わっていたり、水色のマーカーでの訂正箇所が異なっていたり(最初から[[エンチャント]]表記、旧表記のcomes into playの訂正など)、テキストステッカーの作成された日付時刻すら異なっている。使われているカードはやっぱりのMoat。 | |
*[[R&D]]とは[[WotC]]の[[研究+開発/Research+Development|研究開発]]部のこと。エラッタを出す必要が出るのは、大抵ここの責任である。 | *[[R&D]]とは[[WotC]]の[[研究+開発/Research+Development|研究開発]]部のこと。エラッタを出す必要が出るのは、大抵ここの責任である。 | ||
+ | |||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references/> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アンヒンジド]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アンヒンジド]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:Unsanctioned]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Unsanctioned]] - [[レア]] |
2020年3月2日 (月) 01:22時点における版
Look at Me, I'm R&D (2)(白)
エンチャント
エンチャント
Look at Me, I'm R&Dが戦場に出るに際し、数を1つと、その数より1つ多いか1つ少ない数を1つ選ぶ。
パーマネント、呪文、あらゆる領域にあるカードに書かれている1つ目の数は2つ目の数である。
Look at Me, I'm the DCIに続くカード。向こうが禁止カードを作るのに対し、こちらはエラッタを自分で作れる。
マナ・コストを下げることもできるし、タフネスやパワーなど当て嵌まったあらゆる数字が書き換えられる。
- 注釈文を書き換えても意味は無い。
- 英語版カード(オラクル)に数詞が記されているもの以外は変更されない。例えば、「クリーチャー1体を対象とする(a target creature)」や「カードを1枚引く(draw a card)」の数字の1は変更されない。
- このカード自身にも「1」や「2」が出てくるので、色々変なことが出来そうに見える。しかしオラクルで数詞なのは「その数より1つ多いか1つ少ない数(one higher or one lower than that number)」の部分だけなので、大した影響は出ない。
- 以前は生み出される無色マナの点数も数字で記されていたのでSu-Chiを陰極器/Cathodionにしたりできたが、ゲートウォッチの誓いで無色マナ・シンボルが導入されたことで影響を受けなくなった。
- 1→0で宣言してもパーマネントにすでに乗っている+1/+1カウンターや-1/-1カウンターには(カウンターはカードではないので)影響しない。
- 見た目はお粗末なテストプレイ・カード風。(2)(白)(白)のインスタントだったらしいが、水色のマーカーで訂正されている。このようにテキストだけを印刷したシールを基本土地や不要なカードに貼って開発のテストプレイをするのだ[1]。プロキシ#デッキ構築・調整時の項も参照。
- これに使われているカードは高額レアのMoat。なんともったいない。
- 前述の理由から、アーティストが存在しない珍しいカード(Censorshipに次いで2枚目)。もちろんアーティスト・マターの影響も受けない。
- 記載されている「RW03」というカードコードは、「白(W)」の「レア(R)」の「3番目」を表す[2]。
- Unsanctionedに再録。一見すると分からないが、アンヒンジド版とは細部が異なる(カード画像)。エキスパンション名がUNH(アンヒンジド)からUND(Unsanctioned)に変わっていたり、水色のマーカーでの訂正箇所が異なっていたり(最初からエンチャント表記、旧表記のcomes into playの訂正など)、テキストステッカーの作成された日付時刻すら異なっている。使われているカードはやっぱりのMoat。
- R&DとはWotCの研究開発部のこと。エラッタを出す必要が出るのは、大抵ここの責任である。
脚注
- ↑ Playtest Cards/プレイテスト・カード(Latest Developments 2016年12月2日 Sam Stoddard著)
- ↑ Nuts & Bolts: Card Codes(Making Magic 2009年1月12日 Mark Rosewater著)