スズメバチの一刺し/Hornet Sting
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ウンヤロ蜂の一刺しほどではないが、やはり火力としての効率は悪い。[[稲妻/Lightning Bolt]]と同セットに存在するのは、[[色の役割]]をはっきりさせる目的であろう。 | ウンヤロ蜂の一刺しほどではないが、やはり火力としての効率は悪い。[[稲妻/Lightning Bolt]]と同セットに存在するのは、[[色の役割]]をはっきりさせる目的であろう。 | ||
+ | *[[色の役割]]の第一人者である[[Mark Rosewater]]は「苦手としていることを示すには、その色ではできないようにすればいい」として、このカードには常々深く反対している([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/117 Feel the Burn]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/001074/ 火力を感じよう])。 | ||
+ | **後の[[女王スズメバチ/Hornet Queen]]や[[スズメバチの巣/Hornet Nest]]は、より緑らしい方法で蜂を表現している。 | ||
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+ | [[構築]]では[[ウィニー]]や[[システムクリーチャー]]用の[[除去]]として、[[緑単色デッキ|緑単色]]または[[緑青]]系[[デッキ]]の[[サイドボード]]に採用されることがある。除去のために[[タッチ]]で[[色]]を足さなくていい点が評価されている。 | ||
+ | 特に[[エターナル]]では緑単において[[ゴブリンの従僕/Goblin Lackey]]を[[後攻]]でも確実に止められるカードとして重宝されていた。また、通常火力の色である[[赤]]に比べ、[[プロテクション]]に引っかかりづらいのも利点である。[[リミテッド]]でも一考の余地がある。 | ||
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+ | *現在では、マナを支払わずに撃てる[[はらわた撃ち/Gut Shot]]に取って代わられた感がある。 | ||
*ちなみに赤にも1マナ1点火力として[[焦熱の槍/Scorching Spear]]があった。ただしそれは[[ソーサリー]]なのでこのカードにすら劣っているといっていい。 | *ちなみに赤にも1マナ1点火力として[[焦熱の槍/Scorching Spear]]があった。ただしそれは[[ソーサリー]]なのでこのカードにすら劣っているといっていい。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[コモン]] |
2014年7月14日 (月) 01:11時点における版
ウンヤロ蜂の一刺し/Unyaro Bee Stingを思わせる珍しい緑の火力呪文。カード名も似ているのでリメイクと言えるかもしれない。
ウンヤロ蜂の一刺しほどではないが、やはり火力としての効率は悪い。稲妻/Lightning Boltと同セットに存在するのは、色の役割をはっきりさせる目的であろう。
- 色の役割の第一人者であるMark Rosewaterは「苦手としていることを示すには、その色ではできないようにすればいい」として、このカードには常々深く反対している(Feel the Burn/火力を感じよう)。
- 後の女王スズメバチ/Hornet Queenやスズメバチの巣/Hornet Nestは、より緑らしい方法で蜂を表現している。
構築ではウィニーやシステムクリーチャー用の除去として、緑単色または緑青系デッキのサイドボードに採用されることがある。除去のためにタッチで色を足さなくていい点が評価されている。
特にエターナルでは緑単においてゴブリンの従僕/Goblin Lackeyを後攻でも確実に止められるカードとして重宝されていた。また、通常火力の色である赤に比べ、プロテクションに引っかかりづらいのも利点である。リミテッドでも一考の余地がある。
- 現在では、マナを支払わずに撃てるはらわた撃ち/Gut Shotに取って代わられた感がある。
- ちなみに赤にも1マナ1点火力として焦熱の槍/Scorching Spearがあった。ただしそれはソーサリーなのでこのカードにすら劣っているといっていい。