マーフォーク
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[[トーメント]]に収録された[[ラクァタス大使/Ambassador Laquatus]]を最後に新しい[[カード]]が作られず、[[部族 (俗称)|部族]]がテーマである[[オンスロート・ブロック]]ではすっかり[[ウィザード]]にとってかわられてしまった。これは開発陣が「マーフォークは[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考えたためで、再びカードとして世に出ることはないとされていた(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr81 参考])。このため[[基本セット]]においても[[第8版]]と[[第9版]]ではマーフォークは一切収録されていない。マーフォークが一時絶滅していたのはこのイメージの問題だけでなく、ストーリー上の都合も大きかったのだろう。ドミナリアが舞台であった[[オデッセイ・ブロック]]とオンスロート・ブロックでは[[セファリッド]]に取って代わられ、その後は舞台がドミナリアから離れてしまっている。それらの世界では[[青]]の種族として[[ヴィダルケン]]や[[ムーンフォーク]]などがつくられた。しかしユーザーの猛反発があり、[[時のらせん]]から再びマーフォークが登場。[[第10版]]に数体のマーフォークが収録された他、[[ローウィン・ブロック]]では白と青共通の部族として採用されたために大幅に数を増やしており、トーナメントでも活躍するようになった。ただし以前のように青の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。(→[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070926/index.html 参考]) | [[トーメント]]に収録された[[ラクァタス大使/Ambassador Laquatus]]を最後に新しい[[カード]]が作られず、[[部族 (俗称)|部族]]がテーマである[[オンスロート・ブロック]]ではすっかり[[ウィザード]]にとってかわられてしまった。これは開発陣が「マーフォークは[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考えたためで、再びカードとして世に出ることはないとされていた(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr81 参考])。このため[[基本セット]]においても[[第8版]]と[[第9版]]ではマーフォークは一切収録されていない。マーフォークが一時絶滅していたのはこのイメージの問題だけでなく、ストーリー上の都合も大きかったのだろう。ドミナリアが舞台であった[[オデッセイ・ブロック]]とオンスロート・ブロックでは[[セファリッド]]に取って代わられ、その後は舞台がドミナリアから離れてしまっている。それらの世界では[[青]]の種族として[[ヴィダルケン]]や[[ムーンフォーク]]などがつくられた。しかしユーザーの猛反発があり、[[時のらせん]]から再びマーフォークが登場。[[第10版]]に数体のマーフォークが収録された他、[[ローウィン・ブロック]]では白と青共通の部族として採用されたために大幅に数を増やしており、トーナメントでも活躍するようになった。ただし以前のように青の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。(→[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070926/index.html 参考]) | ||
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*マーフォーク・クリーチャー・[[トークン]]を出すカードとして[[凪魔道士の導師/Lullmage Mentor]]が、マーフォーク・[[ウィザード]]・クリーチャー・[[トークン]]を出す[[カード]]に[[ベンティコア/Benthicore]]、[[群れの召喚/Summon the School]]、[[石ころ川の群れ長/Stonybrook Schoolmaster]]が存在する。 | *マーフォーク・クリーチャー・[[トークン]]を出すカードとして[[凪魔道士の導師/Lullmage Mentor]]が、マーフォーク・[[ウィザード]]・クリーチャー・[[トークン]]を出す[[カード]]に[[ベンティコア/Benthicore]]、[[群れの召喚/Summon the School]]、[[石ころ川の群れ長/Stonybrook Schoolmaster]]が存在する。 | ||
*[[リクルーター]]として[[海のハンター/Seahunter]]がある。 | *[[リクルーター]]として[[海のハンター/Seahunter]]がある。 |
2013年4月24日 (水) 15:13時点における版
マーフォーク/Merfolkは、人魚・半魚人を表すクリーチャー・タイプであり、その多くが青か青を含む多色。小型クリーチャーが多く、アルファから存在する由緒正しいタイプである。
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
1/1クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)
他のマーフォーク(Merfolk)は+1/+1の修整を受けるとともに島渡りを持つ。(それらは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
2/2島渡りなどの島を参照にする効果を持っているものが多く存在する。
ロードはアトランティスの王/Lord of Atlantis、メロウの騎兵/Merrow Reejerey、マーフォークの君主/Merfolk Sovereign、珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander、真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Tridentなどがおり、マーフォークを参照するカードも多く存在する。
ローウィン=シャドウムーア・ブロックでは主要部族として登場し、ローウィン・ブロックでは青と白、シャドウムーア・ブロックでは青や黒や緑のマーフォークが多数登場し、トーナメントでも活躍した。
トーメントに収録されたラクァタス大使/Ambassador Laquatusを最後に新しいカードが作られず、部族がテーマであるオンスロート・ブロックではすっかりウィザードにとってかわられてしまった。これは開発陣が「マーフォークはマジックのイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考えたためで、再びカードとして世に出ることはないとされていた(→参考)。このため基本セットにおいても第8版と第9版ではマーフォークは一切収録されていない。マーフォークが一時絶滅していたのはこのイメージの問題だけでなく、ストーリー上の都合も大きかったのだろう。ドミナリアが舞台であったオデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックではセファリッドに取って代わられ、その後は舞台がドミナリアから離れてしまっている。それらの世界では青の種族としてヴィダルケンやムーンフォークなどがつくられた。しかしユーザーの猛反発があり、時のらせんから再びマーフォークが登場。第10版に数体のマーフォークが収録された他、ローウィン・ブロックでは白と青共通の部族として採用されたために大幅に数を増やしており、トーナメントでも活躍するようになった。ただし以前のように青の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。(→参考)
- 伝説のマーフォークはドラゴンの迷路現在、8体存在する。
- マーフォーク・クリーチャー・トークンを出すカードとして凪魔道士の導師/Lullmage Mentorが、マーフォーク・ウィザード・クリーチャー・トークンを出すカードにベンティコア/Benthicore、群れの召喚/Summon the School、石ころ川の群れ長/Stonybrook Schoolmasterが存在する。
- リクルーターとして海のハンター/Seahunterがある。
- マーフォークを中心に据えたデッキは、俗にフィッシュと呼ばていたことがあった。
ストーリー
社会性を持ち、比較的温和な種族なのか、マーフォークの統治する国は安定していることが多いようである。だが、その性情ゆえオデッセイ期にはセファリッドに支配されてしまった。
主な地域
- ヴォーデイリア/Vodalia
- サーペイディア/Sarpadia近海にあった帝国であり、元首は女帝ガリーナ/Empress Galina。ここのマーフォークたちは人間のような風貌のものと、半魚人のような風貌のものが確認されている。ただしサプラーツォ/Saprazzoのマーフォークたちとは違い、下半身は魚のままである。
- 初出はフォールン・エンパイアだが、ウェザーライト等にもこの名を冠するマーフォークが収録されている。
- ルートウォーター/Rootwater
- 主にテンペスト・ブロックに登場。スカイシュラウド/Skyshroudの下に広がるこの水域に住まうマーフォークは特にモンスター的色彩が強いデザインであり、上に住むエルフ達と仲が悪い。
- サプラーツォ/Saprazzo
- メルカディアン・マスクスに登場。尾びれを足に変化できる種族がいることが特徴。矢のごときマーフォーク/Darting Merfolkのような半魚人タイプから、波止場の用心棒/Waterfront Bouncerのような筋肉質の人間タイプなどバリエーションが豊富。
- ローウィン/Lorwyn
- この次元のマーフォークは「メロウ/Merrow」と呼ばれ、メロウ回廊と呼ばれる河川を使ってメッセンジャーや行商を行っている。話術に長け、ローウィン一の話し上手といわれている。
- シャドウムーア/Shadowmoor
- メロウ/Merrowは私利私欲に走る殺し屋と化し、汚染された水中を獲物を求めて徘徊する。その身勝手さと嫉妬心から、他の種族の持っている物なら何でも盗もうとしている。
- イーブンタイドにおいては、「上半身は人間、下半身はセイウチ」という風貌をもつセルキー/Selkieが登場した。
- ゼンディカー/Zendikar
- この次元のマーフォークはゼンディカー一帯、特にタジームと呼ばれる地域に多く生息している。生粋の冒険者であり、個別行動を好む。
- 海門の灯台はマーフォークの学者が管理しており、そこには失われた古代文明に関する巻物や地図が収められている。
- 人魚的容貌ではなく、水かきをもった脚で二足歩行する人型の生物としてデザインされている。
- ラヴニカ/Ravnica
- ラヴニカ・ブロック時点ではラヴニカに生息していないとされていたが、ラヴニカへの回帰ブロックで登場。
- ディセンションより後のこと、ラヴニカ都市の辺境にゾノットと呼ばれる事になる幾つかの陥没口が開いた。そこにはかつて都市に覆われてしまった古代の海が姿を現し、そこに隠れ住んでいたマーフォーク達はラヴニカの都市へ進出した。