ラヴニカへの回帰
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
8行: | 8行: | ||
|セット枚数=全274種類 | |セット枚数=全274種類 | ||
}} | }} | ||
− | '''ラヴニカへの回帰'''/''Return to Ravnica''は、[[ラヴニカへの回帰ブロック]]の1番目の大型[[エキスパンション]] | + | '''ラヴニカへの回帰'''/''Return to Ravnica''は、[[ラヴニカへの回帰ブロック]]の1番目の大型[[エキスパンション]]。キャッチコピーは「'''ギルドを選べ'''/''Choose Your Guild''」。 |
− | + | ||
− | + | ||
==概要== | ==概要== | ||
+ | [[ラヴニカ・ブロック]]の続編であり、[[ギルドパクト/Guildpact]]崩壊後の[[ラヴニカ/Ravnica]]を舞台とする。 | ||
+ | |||
+ | [[ラヴニカ・ブロック]]同様、多色(2色)をテーマとしており、このセットでは「[[白青]]([[アゾリウス評議会/The Azorius Senate|アゾリウス]])」、「[[青赤]]([[イゼット団/The Izzet|イゼット]])」、「[[黒赤]]([[ラクドス教団/The Cult of Rakdos|ラクドス]])」、「[[黒緑]]([[ゴルガリ団/The Golgari|ゴルガリ]])」、「[[緑白]]([[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave|セレズニア]])」の5つの組み合わせを取り上げている。 | ||
+ | |||
+ | [[混成カード]]、[[ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士/Vitu-Ghazi Guildmage|ギルド魔道士]]サイクル、[[ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord|ギルド指導者サイクル]]、[[ショックランド]]の[[再録]]など多くの点で[[ラヴニカ・ブロック]]を踏襲している。5つのギルドから成るサイクルも数多く収録されている。 | ||
+ | |||
+ | [[ギルド/Guild]]固有のメカニズムは一新され、新[[キーワード処理]]として[[留置]]、[[居住]]、新[[キーワード能力]]として[[超過]]、[[解鎖]]、[[活用]]が登場している。また、新たな[[土地タイプ]]として[[門]]が登場した。 | ||
+ | |||
*4月8日に公開されたキービジュアルには[[思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought]]と[[竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius]]が描かれている。 | *4月8日に公開されたキービジュアルには[[思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought]]と[[竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius]]が描かれている。 | ||
− | + | *発売に先駆け、[[デュエルデッキ]]:[[イゼットvsゴルガリ]]が発売され、[[ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord]]などいくつかのカードが先行収録された。 | |
− | + | *本セットから[[ブースターバトルパック]]の日本語版が発売される。一方、[[エントリーセット]]の日本語版は発売されなくなった。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | *発売に先駆け、[[デュエルデッキ]] | + | |
− | * | + | |
*収録枚数274枚は、[[アラーラの断片]]でセットの収録枚数の基準が変更されて以降で最大の枚数。もっとも基本土地を除いた数では[[イニストラード]]と一緒。 | *収録枚数274枚は、[[アラーラの断片]]でセットの収録枚数の基準が変更されて以降で最大の枚数。もっとも基本土地を除いた数では[[イニストラード]]と一緒。 | ||
− | *[[ | + | *[[基本土地]]は他の大型エキスパンションと違い1種類5枚の25枚収録され、各種類は新規[[イラスト]]4枚と[[ラヴニカ:ギルドの都]]からの再録イラスト1枚で構成されている。 |
+ | |||
+ | ===登場ギルド=== | ||
+ | |||
+ | {| class="wikitable" | ||
+ | ! ギルド名 !! 色 !! 固有メカニズム | ||
+ | |- | ||
+ | |[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]||[[白青]]||[[留置]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[イゼット団/The Izzet]]||[[青赤]]||[[超過]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]||[[黒赤]]||[[解鎖]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[ゴルガリ団/The Golgari]]||[[黒緑]]||[[活用]] | ||
+ | |- | ||
+ | |[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]||[[緑白]]||[[居住]] | ||
+ | |} | ||
+ | |||
+ | ==プレリリース== | ||
+ | 本セットの[[プレリリース]]では、ギルドに合わせた5種類の「ギルド・プレリリース・パック」が用意されており、イベント参加時に好きなギルドを選択する。 | ||
− | + | ギルド・プレリリース・パックには、通常のブースターパック5個のほかに、ギルドに合った「ギルド・ブースター」が1個含まれている。「ギルド・ブースター」はギルドに合った[[プレリリース・カード]]1枚と、ギルドの色のカード14枚が封入されており、これらのカードも[[シールド]]に使用することができる。普段はプレリリースに使用できない[[プレリリース・カード]]を使用できるのが特徴である。 | |
− | + | ||
*プレリリース・カードはすべて[[エントリーセット]]の[[プレミアム・カード]]仕様枠で収録されている。 | *プレリリース・カードはすべて[[エントリーセット]]の[[プレミアム・カード]]仕様枠で収録されている。 | ||
− | + | ===ギルド・プレリリース・パックの封入物=== | |
− | * | + | *ラヴニカへの回帰のブースターパック5個 |
− | * | + | *ギルド別ブースターパック1個 |
*ギルド別の[[達成カード]] | *ギルド別の[[達成カード]] | ||
*スピンダウン式[[ライフカウンター]](ギルドに合わせたカラー、20の位置はエキスパンション・シンボル) | *スピンダウン式[[ライフカウンター]](ギルドに合わせたカラー、20の位置はエキスパンション・シンボル) | ||
39行: | 56行: | ||
*ギルドの指導者からの手紙 | *ギルドの指導者からの手紙 | ||
− | ==エントリーセット== | + | ==構築済みデッキ== |
− | それぞれに対応ギルドのギルド[[門]]、[[ギルド魔道士]]、[[魔鍵]] | + | ===エントリーセット=== |
+ | それぞれに対応ギルドのギルド[[門]]、[[ギルド魔道士]]、[[魔鍵]]が収録されている。先述の通り、日本語版は発売されていない。 | ||
*[[Azorius Advance]] | *[[Azorius Advance]] | ||
*[[Izzet Ingenuity]] | *[[Izzet Ingenuity]] | ||
47行: | 65行: | ||
*[[Selesnya Surge]] | *[[Selesnya Surge]] | ||
− | ==イベントデッキ== | + | ===イベントデッキ=== |
*[[破壊と怒り/Wrack and Rage]] | *[[破壊と怒り/Wrack and Rage]] | ||
*[[潜行と征服/Creep and Conquer]] | *[[潜行と征服/Creep and Conquer]] | ||
+ | |||
==パッケージ・イラスト== | ==パッケージ・イラスト== | ||
*[[ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士/Vitu-Ghazi Guildmage]] | *[[ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士/Vitu-Ghazi Guildmage]] | ||
71行: | 90行: | ||
|||[[Ken Troop]] | |||[[Ken Troop]] | ||
|- | |- | ||
− | | | + | |デベロップ・チーム||[[Erik Lauer]] (lead) |
|- | |- | ||
|||[[Zac Hill]] | |||[[Zac Hill]] | ||
85行: | 104行: | ||
|||[[Shawn Main]] | |||[[Shawn Main]] | ||
|} | |} | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==関連リンク== | ==関連リンク== | ||
98行: | 113行: | ||
*[http://www.youtube.com/watch?v=NiaDSWzY9HM Return to Ravnica Trailer]/[http://www.youtube.com/watch?v=uWNGEgnCZDs 日本語版](ラヴニカへの回帰 予告編) | *[http://www.youtube.com/watch?v=NiaDSWzY9HM Return to Ravnica Trailer]/[http://www.youtube.com/watch?v=uWNGEgnCZDs 日本語版](ラヴニカへの回帰 予告編) | ||
*[https://apps.facebook.com/art-fight-ravnica/ アートファイト:ラヴニカ](Facebook内特設) | *[https://apps.facebook.com/art-fight-ravnica/ アートファイト:ラヴニカ](Facebook内特設) | ||
+ | |||
+ | ==参考== | ||
+ | *[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] | ||
+ | *[[カードセット一覧]] | ||
[[Category:エキスパンション|らうにかへのかいき]] | [[Category:エキスパンション|らうにかへのかいき]] |
2013年1月18日 (金) 00:23時点における版
ラブニカへの回帰/Return to Ravnica | |
シンボル | 法冠 |
略号 | RTR |
コードネーム | hook |
発売日 | 2012年10月5日 |
セット枚数 | 全274種類 |
ラヴニカへの回帰/Return to Ravnicaは、ラヴニカへの回帰ブロックの1番目の大型エキスパンション。キャッチコピーは「ギルドを選べ/Choose Your Guild」。
目次 |
概要
ラヴニカ・ブロックの続編であり、ギルドパクト/Guildpact崩壊後のラヴニカ/Ravnicaを舞台とする。
ラヴニカ・ブロック同様、多色(2色)をテーマとしており、このセットでは「白青(アゾリウス)」、「青赤(イゼット)」、「黒赤(ラクドス)」、「黒緑(ゴルガリ)」、「緑白(セレズニア)」の5つの組み合わせを取り上げている。
混成カード、ギルド魔道士サイクル、ギルド指導者サイクル、ショックランドの再録など多くの点でラヴニカ・ブロックを踏襲している。5つのギルドから成るサイクルも数多く収録されている。
ギルド/Guild固有のメカニズムは一新され、新キーワード処理として留置、居住、新キーワード能力として超過、解鎖、活用が登場している。また、新たな土地タイプとして門が登場した。
- 4月8日に公開されたキービジュアルには思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thoughtと竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogeniusが描かれている。
- 発売に先駆け、デュエルデッキ:イゼットvsゴルガリが発売され、ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lordなどいくつかのカードが先行収録された。
- 本セットからブースターバトルパックの日本語版が発売される。一方、エントリーセットの日本語版は発売されなくなった。
- 収録枚数274枚は、アラーラの断片でセットの収録枚数の基準が変更されて以降で最大の枚数。もっとも基本土地を除いた数ではイニストラードと一緒。
- 基本土地は他の大型エキスパンションと違い1種類5枚の25枚収録され、各種類は新規イラスト4枚とラヴニカ:ギルドの都からの再録イラスト1枚で構成されている。
登場ギルド
ギルド名 | 色 | 固有メカニズム |
---|---|---|
アゾリウス評議会/The Azorius Senate | 白青 | 留置 |
イゼット団/The Izzet | 青赤 | 超過 |
ラクドス教団/The Cult of Rakdos | 黒赤 | 解鎖 |
ゴルガリ団/The Golgari | 黒緑 | 活用 |
セレズニア議事会/The Selesnya Conclave | 緑白 | 居住 |
プレリリース
本セットのプレリリースでは、ギルドに合わせた5種類の「ギルド・プレリリース・パック」が用意されており、イベント参加時に好きなギルドを選択する。
ギルド・プレリリース・パックには、通常のブースターパック5個のほかに、ギルドに合った「ギルド・ブースター」が1個含まれている。「ギルド・ブースター」はギルドに合ったプレリリース・カード1枚と、ギルドの色のカード14枚が封入されており、これらのカードもシールドに使用することができる。普段はプレリリースに使用できないプレリリース・カードを使用できるのが特徴である。
ギルド・プレリリース・パックの封入物
- ラヴニカへの回帰のブースターパック5個
- ギルド別ブースターパック1個
- ギルド別の達成カード
- スピンダウン式ライフカウンター(ギルドに合わせたカラー、20の位置はエキスパンション・シンボル)
- ギルドシンボル・シール
- ギルドの指導者からの手紙
構築済みデッキ
エントリーセット
それぞれに対応ギルドのギルド門、ギルド魔道士、魔鍵が収録されている。先述の通り、日本語版は発売されていない。
イベントデッキ
パッケージ・イラスト
- ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士/Vitu-Ghazi Guildmage
- リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage
- 竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius
- コロズダのギルド魔道士/Korozda Guildmage
- 新プラーフのギルド魔道士/New Prahv Guildmage
- 虚無使い/Voidwielder(ブースター・バトルパック)
デザイン
デザイン・チーム | Ken Nagle (lead) |
Zac Hill | |
Alexis Janson | |
Mark Rosewater | |
Ken Troop | |
デベロップ・チーム | Erik Lauer (lead) |
Zac Hill | |
David Humpherys | |
Tom LaPille | |
Adam Lee | |
Billy Moreno | |
Shawn Main |
関連リンク
- 新セット発表:ラヴニカへの回帰
- ミニサイト(WotC、一部英語)
- 製品情報(mtg-jp.com)
- ラヴニカへの回帰 ゲームメカニズム(WotC)
- ラヴニカへの回帰 カードリスト
- Return to Ravnica Trailer/日本語版(ラヴニカへの回帰 予告編)
- アートファイト:ラヴニカ(Facebook内特設)