時の砂/Sands of Time
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2016年1月2日 (土) 17:17時点における版
Sands of Time / 時の砂 (4)
アーティファクト
アーティファクト
各プレイヤーは自分のアンタップ・ステップを飛ばす。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは同時に、自分がコントロールするすべてのタップ状態のアーティファクト、クリーチャー、土地をアンタップし、自分がコントロールするすべてのアンタップ状態のアーティファクト、クリーチャー、土地をタップする。
アンタップ・ステップが無くなる代わり、アップキープにパーマネントのタップ状態とアンタップ状態が入れ替わるようになる。 自分のターンまでにフルタップするようなデッキにはほとんど影響が無い。 逆にアンタップ状態でパーマネントを残すコントロールやパーミッションに対してはよく効く。
しかし、このカードの真の役割は「アンタップ・ステップを飛ばす」の部分にある。 アンタップ・ステップが無いと、フェイズ・アウトしたパーマネントが戻ってこられないのだ。 そこで、これと平衡/Equipoiseを使って相手をロックするサンドポイズというデッキが存在した。
- エンチャントとプレインズウォーカーは完全にアンタップできなくなる。とは言っても、リシドや未来予知の「タップ能力を持つエンチャント」などを使わない限りはあまり気にすることではないが。
- 当時はマナ・バーンがあったため、土地、マナ・クリーチャー、マナ・アーティファクトを使うあてなく起動して自分のターンにマナを残そうとすると、強烈なライフロスを食うことになっていた。基本セット2010以降のルールでは、実質的にこれらには影響がない。
- 当時は「タップ状態のアーティファクトは効果を発揮しない」というルールがあった。さらに現在とルール文章やルール自体が若干異なっていたこともあり、当初は実質的に対戦相手にしか影響がないカードになっていた。そのため、これはこれ自身に効果が無いようにエラッタが出されていた。また、上記のルールのため、複数戦場に並ぶと処理が面倒になってしまっていた。(現在のルールではいずれも問題無い)
- エラッタが出る前に開催されたインビテーショナル97で、これを悪用したデッキが猛威を振るった。(先生、基本が欲しいです第6版参照)