シロッコ/Sirocco
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(自然現象のシロッコとカード効果の関連性について追記。) |
細 |
||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[対戦相手]]の[[手札]]の、[[青]]の[[インスタント]]・[[カード]]それぞれにつき4[[ライフロス]]もしくは[[捨てる|ディスカード]]を強いる[[呪文]]。[[赤]]で[[手札破壊]]の可能性を持つ呪文は珍しい。 | [[対戦相手]]の[[手札]]の、[[青]]の[[インスタント]]・[[カード]]それぞれにつき4[[ライフロス]]もしくは[[捨てる|ディスカード]]を強いる[[呪文]]。[[赤]]で[[手札破壊]]の可能性を持つ呪文は珍しい。 | ||
− | 2[[マナ]]としては強力な[[効果]]であり、[[バーン]]や[[ステロイド]]系[[デッキ]]では[[サイドボード]]に採用されることもあった。しかしトーナメント実績はいまひとつで、特に[[ | + | 2[[マナ]]としては強力な[[効果]]であり、[[バーン]]や[[ステロイド]]系[[デッキ]]では[[サイドボード]]に採用されることもあった。しかしトーナメント実績はいまひとつで、特に[[コンボデッキ]]における[[打ち消す|カウンター]]対策として使う場合は[[山分けカード#相手に選択権のあるカードは弱い理由|相手に選択権がある]]のが痛く、[[赤霊破/Red Elemental Blast]]や[[紅蓮破/Pyroblast]]といったより確実なカードがあったためである。 |
*シロッコ(Sirocco)とは、サハラ砂漠から南欧へ吹く熱風のこと。砂漠上では乾燥しているが、途中地中海を越えるためイタリア南部到達時には高温湿潤風となり、時には砂嵐を伴う。 | *シロッコ(Sirocco)とは、サハラ砂漠から南欧へ吹く熱風のこと。砂漠上では乾燥しているが、途中地中海を越えるためイタリア南部到達時には高温湿潤風となり、時には砂嵐を伴う。 | ||
21行: | 21行: | ||
*[[対青カード]] | *[[対青カード]] | ||
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2013年7月22日 (月) 22:01時点における最新版
Sirocco / シロッコ (1)(赤)
インスタント
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。これにより公開された青のインスタント・カード1枚につき、そのプレイヤーは、そのプレイヤーが4点のライフを支払わないかぎりそのカードを捨てる。
対戦相手の手札の、青のインスタント・カードそれぞれにつき4ライフロスもしくはディスカードを強いる呪文。赤で手札破壊の可能性を持つ呪文は珍しい。
2マナとしては強力な効果であり、バーンやステロイド系デッキではサイドボードに採用されることもあった。しかしトーナメント実績はいまひとつで、特にコンボデッキにおけるカウンター対策として使う場合は相手に選択権があるのが痛く、赤霊破/Red Elemental Blastや紅蓮破/Pyroblastといったより確実なカードがあったためである。
- シロッコ(Sirocco)とは、サハラ砂漠から南欧へ吹く熱風のこと。砂漠上では乾燥しているが、途中地中海を越えるためイタリア南部到達時には高温湿潤風となり、時には砂嵐を伴う。
- 熱風が水分を奪う様子を、青のインスタントまたはライフを奪う赤の呪文という形で表現しているのであろう。
[編集] ルール
当初は、インタラプトだけに影響を与える効果だったが、インタラプトの廃止とインスタントへの統合によって有効範囲が広がり、一気に強くなった。カウンター系のカードだけを狙っていたものが、ドロー系のカードなど青いインスタントならば全て標的となったからである。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 白→黒 - メリース・スピリット/Melesse Spirit
- 白→赤 - ウンヤロ・グリフィン/Unyaro Griffin
- 青→赤 - スークアタの火渡り/Suq'Ata Firewalker
- 青→緑 - 紺碧のワイヴァーン/Cerulean Wyvern
- 黒→緑 - 刺のワーム/Barbed-Back Wurm
- 黒→白 - 霊魂奪取/Soul Rend
- 赤→白 - ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary
- 赤→青 - シロッコ/Sirocco
- 緑→青 - カルー・ミーアキャット/Karoo Meerkat
- 緑→黒 - 腐敗/Decomposition