玉虫アルター
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(6人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''玉虫アルター'''(''Altar Drake'')は、[[玉虫色のドレイク/Iridescent Drake]]と[[ | + | '''玉虫アルター'''(''Altar Drake'')は、[[玉虫色のドレイク/Iridescent Drake]]と[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]]、[[誘拐/Abduction]]の[[無限コンボ]][[デッキ]]。[[青単色デッキ|青単色]]のものの他、[[緑]]や[[黒]]を加えたものがある。 |
− | デッキ名は「[[玉虫色のドレイク/Iridescent Drake]]」の「玉虫」と「[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]] | + | デッキ名は「[[玉虫色のドレイク/Iridescent Drake]]」の「玉虫」と「[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]]」の「Altar」から。[[エラッタ]]により玉虫色のドレイクの能力が「[[手札]]から[[唱える|プレイ]]された場合」にのみ[[誘発]]するように変更されたため、[[スタンダード]]でも1ヶ月しか使えなかった。2006年7月のオラクル改定により追加部分が削除され、再び可能となっている。 |
+ | ==概要== | ||
{{#card:Iridescent Drake}} | {{#card:Iridescent Drake}} | ||
− | |||
{{#card:Altar of Dementia}} | {{#card:Altar of Dementia}} | ||
+ | {{#card:Abduction}} | ||
+ | |||
+ | まず準備として[[狂気の祭壇/Altar of Dementia]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態で、[[玉虫色のドレイク/Iridescent Drake]]を[[戦場に出す|戦場に出して]][[誘拐/Abduction]]を[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]しておく。誘拐を[[墓地]]に用意した上で、玉虫色のドレイクの[[ETB]][[能力]]で持ってきてもよい。 | ||
− | |||
#玉虫色のドレイクを狂気の祭壇で[[生け贄に捧げる]]。 | #玉虫色のドレイクを狂気の祭壇で[[生け贄に捧げる]]。 | ||
− | # | + | #誘拐の能力で墓地の玉虫色のドレイクが[[戦場]]に[[戻す|戻る]]。 |
#玉虫色のドレイクの能力で墓地の誘拐をエンチャントする。 | #玉虫色のドレイクの能力で墓地の誘拐をエンチャントする。 | ||
− | |||
− | + | とすれば[[無限ループ]]になり、1回につき[[対戦相手]]の[[ライブラリー]]が2枚[[墓地に置く|墓地に置かれる]]。これで相手のライブラリーを空にし、次の相手のターンに[[ライブラリーアウト]]で勝利する。 | |
− | + | 緑が入る場合、コンボ開始のために[[猟場番/Gamekeeper]]が使われる。これを狂気の祭壇で生け贄に捧げ、誘拐を墓地に置くと共に玉虫色のドレイクを戦場に出す。黒が入る場合は、[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]などが使われる。 | |
+ | ==サンプルリスト== | ||
*備考 | *備考 | ||
− | ** | + | **[[ヨーロッパ選手権99]] 準優勝 |
**使用者:[[Dirk Baberowski]] | **使用者:[[Dirk Baberowski]] | ||
*フォーマット | *フォーマット | ||
27行: | 29行: | ||
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ffddee"|クリーチャー (5) | + | !colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (5) |
|- | |- | ||
|1||[[玉虫色のドレイク/Iridescent Drake]] | |1||[[玉虫色のドレイク/Iridescent Drake]] | ||
33行: | 35行: | ||
|4||[[猟場番/Gamekeeper]] | |4||[[猟場番/Gamekeeper]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#eeddff"| | + | !colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (31) |
|- | |- | ||
|4||[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]] | |4||[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]] | ||
48行: | 50行: | ||
|- | |- | ||
|4||[[強迫/Duress]] | |4||[[強迫/Duress]] | ||
− | |||
− | |||
|- | |- | ||
|4||[[誘拐/Abduction]] | |4||[[誘拐/Abduction]] | ||
59行: | 59行: | ||
|3||[[巻物棚/Scroll Rack]] | |3||[[巻物棚/Scroll Rack]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ddffee"|土地 (24) | + | !colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (24) |
|- | |- | ||
|2||[[島/Island]] | |2||[[島/Island]] | ||
75行: | 75行: | ||
|4||[[裏切り者の都/City of Traitors]] | |4||[[裏切り者の都/City of Traitors]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ddeeff"|サイドボード | + | !colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード |
|- | |- | ||
|1||[[新緑の魔力/Verdant Force]] | |1||[[新緑の魔力/Verdant Force]] | ||
98行: | 98行: | ||
|} | |} | ||
− | * | + | *メインデッキは[[緑青黒]]の3[[色]]タイプ。[[サイドボード]]も含めると[[5色デッキ]]でもある。 |
+ | **[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]と[[真鍮の都/City of Brass]]により無理なく[[日中の光/Light of Day]]や[[沸騰/Boil]]を唱えられる。 | ||
+ | *サイドボードに[[新緑の魔力/Verdant Force]]が採用されているのが特徴的。[[猟場番/Gamekeeper]]からの[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]を狙う。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
+ | |||
+ | [[Category:青単色デッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:緑青黒デッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:コンボデッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:無限コンボデッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:ライブラリー破壊デッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:青単コンボデッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:緑青黒コンボデッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ|たまむしあるたあ]] | ||
+ | [[Category:ウルザ・ブロックを含むスタンダードデッキ|たまむしあるたあ]] |
2022年1月26日 (水) 14:26時点における最新版
玉虫アルター(Altar Drake)は、玉虫色のドレイク/Iridescent Drakeと狂気の祭壇/Altar of Dementia、誘拐/Abductionの無限コンボデッキ。青単色のものの他、緑や黒を加えたものがある。
デッキ名は「玉虫色のドレイク/Iridescent Drake」の「玉虫」と「狂気の祭壇/Altar of Dementia」の「Altar」から。エラッタにより玉虫色のドレイクの能力が「手札からプレイされた場合」にのみ誘発するように変更されたため、スタンダードでも1ヶ月しか使えなかった。2006年7月のオラクル改定により追加部分が削除され、再び可能となっている。
[編集] 概要
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行
玉虫色のドレイクが戦場に出たとき、いずれかの墓地にあるオーラ(Aura)・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で玉虫色のドレイクにつけた状態で戦場に出す。
アーティファクト
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、その生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを切削する。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
誘拐が戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをアンタップする。
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。
エンチャントされているクリーチャーが死亡したとき、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
まず準備として狂気の祭壇/Altar of Dementiaをコントロールしている状態で、玉虫色のドレイク/Iridescent Drakeを戦場に出して誘拐/Abductionをエンチャントしておく。誘拐を墓地に用意した上で、玉虫色のドレイクのETB能力で持ってきてもよい。
とすれば無限ループになり、1回につき対戦相手のライブラリーが2枚墓地に置かれる。これで相手のライブラリーを空にし、次の相手のターンにライブラリーアウトで勝利する。
緑が入る場合、コンボ開始のために猟場番/Gamekeeperが使われる。これを狂気の祭壇で生け贄に捧げ、誘拐を墓地に置くと共に玉虫色のドレイクを戦場に出す。黒が入る場合は、吸血の教示者/Vampiric Tutorなどが使われる。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- ヨーロッパ選手権99 準優勝
- 使用者:Dirk Baberowski
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (5) | |
1 | 玉虫色のドレイク/Iridescent Drake |
4 | 猟場番/Gamekeeper |
呪文 (31) | |
4 | 吸血の教示者/Vampiric Tutor |
1 | 記憶の欠落/Memory Lapse |
1 | マナ漏出/Mana Leak |
4 | 直観/Intuition |
1 | 撤回/Rescind |
1 | 魔力消沈/Power Sink |
4 | 強迫/Duress |
4 | 誘拐/Abduction |
4 | モックス・ダイアモンド/Mox Diamond |
4 | 狂気の祭壇/Altar of Dementia |
3 | 巻物棚/Scroll Rack |
土地 (24) | |
2 | 島/Island |
3 | 沼/Swamp |
3 | 森/Forest |
4 | 真鍮の都/City of Brass |
4 | 地底の大河/Underground River |
4 | 古えの墳墓/Ancient Tomb |
4 | 裏切り者の都/City of Traitors |
サイドボード | |
1 | 新緑の魔力/Verdant Force |
2 | 防御の光網/Defense Grid |
2 | 夜の戦慄/Dread of Night |
1 | 秘儀の研究室/Arcane Laboratory |
1 | 日中の光/Light of Day |
1 | 非業の死/Perish |
2 | ロボトミー/Lobotomy |
2 | 急速な衰微/Rapid Decay |
2 | 解呪/Disenchant |
1 | 沸騰/Boil |
- メインデッキは緑青黒の3色タイプ。サイドボードも含めると5色デッキでもある。
- サイドボードに新緑の魔力/Verdant Forceが採用されているのが特徴的。猟場番/Gamekeeperからのビートダウンを狙う。