ナヤ/Naya
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+ | '''アニマ'''/''Anima''と呼ばれる女司教を指導者に据えており、最初のアニマである[[シーリア/Cylia]]の名を冠して[[シーリアのエルフ/Cylian Elf]]を名乗っている。木々の樹冠の中、葉が絡み合い滴を受けてできたオアシスの回りで暮らす。 | ||
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+ | ガルガンチュアンの軌跡を追い報告する。しばしば多種族との境界を無視して移動するため戦闘となる機会も多く、最も優れた戦士で構成される。 | ||
+ | *[[アラーラ再誕]]の[[ジャンドの神追い/Godtracker of Jund]]で日本語訳が与えられている。 | ||
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+ | 神追いの報告をもとに、ガルガンチュアンの軌跡・戦闘を叙事詩のような形で記録する。彼らの記録はエルフたちにとって歴史的な記憶であり、またアニマが大祖始の意志をよりよく理解するうえでも利用される。 | ||
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+ | 古霊の谷およびそこに眠る大祖始を監視する。木の笛で交信を行っており、霧深い谷にその音色が響き渡るという。 | ||
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+ | ガルガンチュアンの脅威にさらされナヤで最も危険な場所、the forest floorと呼ばれる森のある大地を居住地とする。多くは樹を彫って作った原始的な住居に住むが、村を造って開墾と農業を営む者もおり、種をまく子鹿から'''耕し獣'''/''Plow Beast''とよばれるガルガンチュアンまでを利用し開けた大地を手に入れようと試みている。 | ||
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+ | 狩りは集団で行われ、ジャングルの根の音響特性を利用して遠隔地との連絡を行うことから彼らは[[鼓声狩人/Drumhunter]]と呼ばれる。 | ||
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+ | '''マトカ'''/''Matca''と呼ばれるレスリングの1種に傾倒する者もおり、[[あふれ出る火焚き/Exuberant Firestoker#ストーリー|The Exuberants]]と呼ばれる祝賀者たちやエルフまでもが観戦に訪れるという。 | ||
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+ | 霊的なものを貴ぶエルフや古の慣習に従うナカティルとは異なり、人間は喜びに重きを置く―懸命に生きる人間たちにとっては、狩りをすること、生きていること、祝福すること、競い合うこと、全てが喜びである。 | ||
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+ | [[ナカティル/Nacatl]]を参照。 | ||
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+ | 他の断片に比して[[大型クリーチャー]]が多い。また上記のガルガンチュアン崇拝を表すものとして[[パワーが5以上]]のクリーチャーを参照するカードが多数存在する([[パワー5以上のクリーチャーを参照するカード]])。固有の[[キーワード能力]]は無い。 | ||
主なクリーチャーは[[ビースト]]に加え、上記エルフ、人間、[[猫]]など。[[職業]]は主に[[戦士]]や[[シャーマン]]である。 | 主なクリーチャーは[[ビースト]]に加え、上記エルフ、人間、[[猫]]など。[[職業]]は主に[[戦士]]や[[シャーマン]]である。 | ||
− | *後の、同じく「3色」([[弧]]でなく[[楔]])をテーマとした[[タルキール覇王譚]]では、[[緑青赤]]の[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[メカニズム]]として'''[[獰猛]]'''という[[能力語]] | + | *後の、同じく「3色」([[弧]]でなく[[楔]])をテーマとした[[タルキール覇王譚]]では、[[緑青赤]]の[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[メカニズム]]として'''[[獰猛]]'''という[[能力語]]が登場した。そちらは[[パワーが4以上]]を参照する。 |
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− | *[http:// | + | *[https://web.archive.org/web/20080912162452/http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/3 Running Wild(Internet Archive)]/[http://web.archive.org/web/20081021220613/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20080919/index.html 野生化した世界(Internet Archive)] (Savor the Flavor [[2008年]]9月10日 [[Jenna Helland]]著、プレビュー記事) |
+ | *[https://web.archive.org/web/20081108015915/http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/11 The Movers and Shakers of Naya(Internet Archive)](Savor the Flavor 2008年11月5日Doug Beyer著、ナヤウィーク記事) | ||
+ | *[https://web.archive.org/web/20090124000936/http://wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/stf/22 The Soul of the World(Internet Archive)](Savor the Flavor 2009年1月21日 Jenna Helland著) | ||
+ | *[https://web.archive.org/web/20090207032932/http://wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/24 The First Days of the Conflux(Internet Archive)](2009年2月4日 Doug Beyer著) | ||
+ | *[[Shards of Alara: Player's Guide]] | ||
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/shard-preview-naya-2008-08-11 壁紙] | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/shard-preview-naya-2008-08-11 壁紙] | ||
2024年6月17日 (月) 19:54時点における最新版
ナヤ/Nayaは、5つに分断したアラーラ/Alaraの断片/Shardの1つ。色は赤緑白(緑が支配的で、対抗色の青と黒との繋がりは失われている)。
ジャングルなどの自然と生命に溢れた楽園のような次元である。巨獣ガルガンチュアン/Gargantuanが闊歩し、住民はそれらを崇拝している。
エルフ、人間と、ナカティル/Nacatlと呼ばれるレオニン/Leoninが住民であり、それぞれが異なる社会を築き、また対立していている。
プレインズウォーカーのアジャニ/Ajaniが属するとともに、彼の生まれ育った故郷の次元でもある。
目次 |
[編集] 主な種族
[編集] エルフ
アニマ/Animaと呼ばれる女司教を指導者に据えており、最初のアニマであるシーリア/Cyliaの名を冠してシーリアのエルフ/Cylian Elfを名乗っている。木々の樹冠の中、葉が絡み合い滴を受けてできたオアシスの回りで暮らす。
古霊の谷/the Valley of the Ancientsの地下に眠る大祖始/Progenitusおよびその先触れとされるガルガンチュアンを崇拝しており、ガルガンチュアンの動きを注意深く観察し、時には怒りを鎮めるため生け贄を捧げる。指導者たるアニマはシーリアと大祖始の霊的なつながりを代々受け継ぐ存在であり、サシーリウム/Sacellumと呼ばれる生きた根のなす聖堂に鎮座し、大祖始からもたらされる幻視をもとに民を導く。アラーラの断片の時代のアニマはメイエル/Mayaelが務めている。
アニマの補佐として以下の者達も存在する。
[編集] 神追い/Godtracker
ガルガンチュアンの軌跡を追い報告する。しばしば多種族との境界を無視して移動するため戦闘となる機会も多く、最も優れた戦士で構成される。
- アラーラ再誕のジャンドの神追い/Godtracker of Jundで日本語訳が与えられている。
[編集] Epicist
神追いの報告をもとに、ガルガンチュアンの軌跡・戦闘を叙事詩のような形で記録する。彼らの記録はエルフたちにとって歴史的な記憶であり、またアニマが大祖始の意志をよりよく理解するうえでも利用される。
[編集] Valley Ward
古霊の谷およびそこに眠る大祖始を監視する。木の笛で交信を行っており、霧深い谷にその音色が響き渡るという。
[編集] 人間
ガルガンチュアンの脅威にさらされナヤで最も危険な場所、the forest floorと呼ばれる森のある大地を居住地とする。多くは樹を彫って作った原始的な住居に住むが、村を造って開墾と農業を営む者もおり、種をまく子鹿から耕し獣/Plow Beastとよばれるガルガンチュアンまでを利用し開けた大地を手に入れようと試みている。
狩りは集団で行われ、ジャングルの根の音響特性を利用して遠隔地との連絡を行うことから彼らは鼓声狩人/Drumhunterと呼ばれる。
マトカ/Matcaと呼ばれるレスリングの1種に傾倒する者もおり、The Exuberantsと呼ばれる祝賀者たちやエルフまでもが観戦に訪れるという。
霊的なものを貴ぶエルフや古の慣習に従うナカティルとは異なり、人間は喜びに重きを置く―懸命に生きる人間たちにとっては、狩りをすること、生きていること、祝福すること、競い合うこと、全てが喜びである。
[編集] ナカティル
ナカティル/Nacatlを参照。
[編集] ゲームでの特徴
他の断片に比して大型クリーチャーが多い。また上記のガルガンチュアン崇拝を表すものとしてパワーが5以上のクリーチャーを参照するカードが多数存在する(パワー5以上のクリーチャーを参照するカード)。固有のキーワード能力は無い。
主なクリーチャーはビーストに加え、上記エルフ、人間、猫など。職業は主に戦士やシャーマンである。
- 後の、同じく「3色」(弧でなく楔)をテーマとしたタルキール覇王譚では、緑青赤のティムール境/The Temur Frontierのメカニズムとして獰猛という能力語が登場した。そちらはパワーが4以上を参照する。
[編集] サイクル
[編集] エントリーセット
[編集] 参考
- Running Wild(Internet Archive)/野生化した世界(Internet Archive) (Savor the Flavor 2008年9月10日 Jenna Helland著、プレビュー記事)
- The Movers and Shakers of Naya(Internet Archive)(Savor the Flavor 2008年11月5日Doug Beyer著、ナヤウィーク記事)
- The Soul of the World(Internet Archive)(Savor the Flavor 2009年1月21日 Jenna Helland著)
- The First Days of the Conflux(Internet Archive)(2009年2月4日 Doug Beyer著)
- Shards of Alara: Player's Guide
- 壁紙