トーテンタンズの歌/Song of Totentanz
提供:MTG Wiki
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
8行: | 8行: | ||
X[[呪文]]の例に漏れず費用対効果を突き詰めると隙が大きくなりやすいので、唱えたターンに[[ゲーム]]を決められるような[[コンボ]]を狙うのが理想となる。登場時の[[スタンダード]]であれば、[[ネズミの王、カルモニクス/Karumonix, the Rat King]]による奇襲的な[[毒カウンター|毒殺]]が挙げられる。[[悪魔的な客室係/Devilish Valet]]との相性も良好で、X=4ならちょうど合計[[パワー]]が20になり[[1ショットキル]]が視野に入る。 | X[[呪文]]の例に漏れず費用対効果を突き詰めると隙が大きくなりやすいので、唱えたターンに[[ゲーム]]を決められるような[[コンボ]]を狙うのが理想となる。登場時の[[スタンダード]]であれば、[[ネズミの王、カルモニクス/Karumonix, the Rat King]]による奇襲的な[[毒カウンター|毒殺]]が挙げられる。[[悪魔的な客室係/Devilish Valet]]との相性も良好で、X=4ならちょうど合計[[パワー]]が20になり[[1ショットキル]]が視野に入る。 | ||
+ | |||
+ | また[[永劫の活力/Enduring Vitality]]と組み合わせると速攻持ちの[[マナ・クリーチャー]]が大量に並ぶことになり、[[ネズミ]]であるそれらを[[渓間の洪水呼び/Valley Floodcaller]]で[[アンタップ]]することで爆発的に[[マナ]]を増やす動きが可能であるため、[[ティムール果敢|カワウソコンボ]]が[[赤]]を[[タッチ]]する強力な動機となる。 | ||
[[リミテッド]]では膠着した盤面なら最後の一押しにはなるが、[[衝撃の震え/Impact Tremors]]や[[略奪の爆撃/Raid Bombardment]]でダメージを引き上げたいところ。[[分かち合う憎しみ/Shared Animosity]]と併用できたなら[[1ショットキル]]が狙える。 | [[リミテッド]]では膠着した盤面なら最後の一押しにはなるが、[[衝撃の震え/Impact Tremors]]や[[略奪の爆撃/Raid Bombardment]]でダメージを引き上げたいところ。[[分かち合う憎しみ/Shared Animosity]]と併用できたなら[[1ショットキル]]が狙える。 |
2025年1月26日 (日) 18:17時点における最新版
ソーサリー
「このクリーチャーではブロックできない。」を持つ黒の1/1のネズミ(Rat)・クリーチャー・トークンX体を生成する。ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは速攻を得る。
ブロック制限を持つ黒のネズミ・クリーチャー・トークンを生成するX呪文。速さの炸裂/Burst of Speedにトークン生成の選択肢がついた上位互換。
自身の生成したネズミ・トークンにも速攻がつくので、そのターン中のプレイヤーへのダメージのみを考えるなら一般的なX火力と同効率になる。通常のX火力と異なり、ブロッカーや除去などで防がれるという欠点がある一方で、全体強化でダメージを増加できる、クリーチャーとして残るので仕留めきれずとも次ターン以降もプレッシャーをかけられる利点がある。
もちろん他のクリーチャーにも速攻は付与される。十分なクリーチャーを展開できる場合は、マナをそちらに割いて速攻付与を目的に使うのも手である。
X呪文の例に漏れず費用対効果を突き詰めると隙が大きくなりやすいので、唱えたターンにゲームを決められるようなコンボを狙うのが理想となる。登場時のスタンダードであれば、ネズミの王、カルモニクス/Karumonix, the Rat Kingによる奇襲的な毒殺が挙げられる。悪魔的な客室係/Devilish Valetとの相性も良好で、X=4ならちょうど合計パワーが20になり1ショットキルが視野に入る。
また永劫の活力/Enduring Vitalityと組み合わせると速攻持ちのマナ・クリーチャーが大量に並ぶことになり、ネズミであるそれらを渓間の洪水呼び/Valley Floodcallerでアンタップすることで爆発的にマナを増やす動きが可能であるため、カワウソコンボが赤をタッチする強力な動機となる。
リミテッドでは膠着した盤面なら最後の一押しにはなるが、衝撃の震え/Impact Tremorsや略奪の爆撃/Raid Bombardmentでダメージを引き上げたいところ。分かち合う憎しみ/Shared Animosityと併用できたなら1ショットキルが狙える。
- 荒野の確保/Secure the Wastesはインスタントゆえ、対戦相手のターン中に唱えることで擬似的な速攻を得たうえで同等の効率で攻撃できる。しかもブロック制限はない。パイオニア以下のフォーマットでトーテンタンズの歌を活かすならば、色やクリーチャー・タイプの違い、および全体速攻付与で差別化していくことが重要になる。
[編集] 参考
- 『エルドレインの森』のトークン(Daily MTG 2023年8月24日)
- マナ・コストにXを含むカード一覧(機能別カードリスト)
- トーテンタンズ/Totentanz(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:エルドレインの森 - レア